日本オラクルは、4月3日にガスや電気、水道といった“公益業界”向けに特化したアプリケーション製品群「Oracle Utilities」を発表した。
業界特化型ソリューションで顧客管理を効率化
日本オラクルが提供する「Oracle Utilities」はガスや電気、水道といった“公益業界”の業務効率を向上させるアプリケーション群。
「Oracle Utilities」には、料金設定や顧客管理機能を持つ「Oracle Utilities Customer Care and Billing」やメールデータ管理アプリケーション「Oracle Utilities Meter Data Management」といったアプリケーションに加え、システムの基盤を構築する「Oracle Database」「Oracle Fusion Middleware」も加わる。
このOracle Utilitiesは海外では2007年に44社で導入された。オラクルコーポレーションのユーティリティ・グローバル・ビジネス・ユニット シニア・バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャー クエンティン・グラーディ氏は同ソリューションについて、「世界中の公益会社で幅広く採用されている。アメリカや中国にも支社を持ち、なんと1億2000万人の顧客を抱えるフランスの水道事業会社ベオリア・アンビロヌマンにも採用されている」と述べる。
Oracle Utilitiesの価格は10万契約顧客あたり6250万円(税抜)から。
