このページの本文へ

SAPジャパン、SAP ERPの拡張パッケージ第2弾の提供を開始

2007年08月10日 23時05分更新

文● アスキービジネス編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

SAPジャパンは、ERP(統合基幹業務システム)パッケージ「SAP ERP6.0」(旧SAP ERP 2005)の機能拡張パッケージの第2弾をリリースした。


安定稼動と機能拡張を両立させるパッケージ


 SAPでは、主力の「SAP ERP 6.0」について、2010年までメジャーバージョンアップを行なわない方針を明らかにしている(関連記事)。この間、新機能の提供については、機能拡張パッケージによって対応するとしており、顧客が必要に応じて追加できるようにしている。

 今回提供が開始されたのは、この機能拡張パッケージの第2弾となるもの。業種共通・業種特化型機能の拡張と、業務プロセスとユーザーインターフェイスの簡素化、新たなエンタープライズ・サービスを提供する。

 財務会計の「SAP ERP Financials」では、事業計画や予測、連結会計、請求、与信、回収、クレーム管理を簡素化。SWIFTNet(国際銀行間通信協会が設立した金融機関ネットワーク)との統合により、複数の銀行を経由する電子データのやりとりを容易にする機能「SAP Bank Relationship Management」を加えた。

 人事管理の「SAP ERP Human Capital Management」では、Eラーニング機能「SAP Enterprise Learning」を追加。物流管理の「SAP ERP Operations」では、社内の営業担当者が顧客情報にアクセスする情報コックピットを搭載した。「SAP ERP Corporate Services」では、 出張管理、不動産管理、資産管理機能において、機能強化を図っている。

 業種別ソリューションについても拡張された。小売・卸・商社向けでは、マスタデータ管理、仕入管理、店舗管理、代理店取引、コモディティ管理などを含む流通業界に特化したサポート機能を拡張。通信業向けでは、統合請求ソリューションの機能強化、公益事業向けでは非規制市場への対応、メディア向けには新聞発行に関する機能を充実させている。

 SAPジャパンでは、拡張パッケージについて、既存のコアとなるERP機能の安定稼動を保持しながら新機能を導入可能としており、本番稼働中システムの中断を抑えながら、機能アップグレードを図れるとしている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ