新機種リポート:MacBook Air Vol.2
極小Core 2 Duoを搭載するロジックボードをチェック!!
2008年02月14日 01時00分更新
文● MacPeople編集部
チップの発熱は底面パネルから排出
MacBook Airのロジックボードは歴代マックの中で最小で、放熱ファンも1つしかない。CPUは通常よりもパッケージサイズが小さい特別仕様だが、最新のPenrynではなくMeromベースのCore 2 Duoだ。小さいながらも、いわゆるノース/サウスの両ブリッジチップも備わっている。省スペースを実現するために、メインメモリーはロジックボードに直付けされており、増設スロットは用意されていない。
MacBook Airのバッテリーを外したところ、写真上方の黒いカバーで覆われているのがロジックボードだ
ロジックボードを取り外すと写真のようになる。キーボードはほかのMacBookシリーズと同様トップパネル一体型だ
ロジックボード表面。マシン使用時は底面側を向いている面で発熱量の多いチップが集中している
裏面は各種インターフェースのコントローラーチップとメインメモリーが搭載されている。メモリーは1チップ128MBで表裏各8個で合計2GB(2048MB)だ
写真左がメモリーやグラフィック機能を司るいわゆるノースブリッジチップ、右側がパッケージサイズが小さい特別仕様のCore 2 Duoだ
写真左上がATAやUSBなどの各種インターフェースを司るいわゆるサウスブリッジチップだ
ロジックボードを覆っている放熱板。写真はチップに密着する内側でCPUとノースブリッジチップの部分にシリコングリスが塗られている。放熱版は底面パネルに密着して放熱する
空冷ファンは1基でロジックボード周りの熱を底面のスリットから排出する役目を担う