先週あたりから「MacBook Air」が日本のユーザーの元に届き始めた。キチンとしたベンチマークテストはおいおい掲載されるだろうし、スペックからある程度予想がつく部分があるだろうから、ここでは細かな数値を計測することはしない。
妄想と銘打っていたとはいえ、このような記事を書いてしまった責任を感じつつ(すいません)、つらつらとインプレッションを書いてみようと思う。なお、サンプル(というか自腹で買った)としたのは1.8GHzのSSDモデルである。
箱から出すことさえ上質なエクスペリエンス
MacBook Airはアップルとしては相当気合いを入れた薄型モデルだ。なので、プロモーションから何から、徹底してその「薄さ」を強調する戦略に出ている。
発表された瞬間の、ジョブズのあの封筒から取り出すパフォーマンスにもかなりのインパクトがあった。もちろんそのコンセプトは、パッケージングにも反映されている。
箱自体が小さくて薄いのはもちろんなのだが、ふたを開けるといきなり本体とご対面というところがニクい。ややきつめにアジャストされた内箱にハメ込まれたMacBook Airを取り出すには、いかにも「引っ張って」と言いたげな、ペロンと出ているベロを持ち上げるのだが、これがまた薄さを実感させてくれる。
いろいろ内容物がある中で、目を引いたのはクリーナークロス。これもiPodではおなじみだが、アップルのロゴが入っており芸が細かい。