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ベンチマークでは測れない! ユーザーだけが知りうる魅力

MacBook Airインプレッション

2008年02月12日 15時28分更新

文● 野末尚仁

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MacBook Airをご開陳

パッケージは「高級洋菓子」程度の大きさ。コンパクトにまとまっている

 先週あたりから「MacBook Air」が日本のユーザーの元に届き始めた。キチンとしたベンチマークテストはおいおい掲載されるだろうし、スペックからある程度予想がつく部分があるだろうから、ここでは細かな数値を計測することはしない。

 妄想と銘打っていたとはいえ、このような記事を書いてしまった責任を感じつつ(すいません)、つらつらとインプレッションを書いてみようと思う。なお、サンプル(というか自腹で買った)としたのは1.8GHzのSSDモデルである。



箱から出すことさえ上質なエクスペリエンス


 MacBook Airはアップルとしては相当気合いを入れた薄型モデルだ。なので、プロモーションから何から、徹底してその「薄さ」を強調する戦略に出ている。

 発表された瞬間の、ジョブズのあの封筒から取り出すパフォーマンスにもかなりのインパクトがあった。もちろんそのコンセプトは、パッケージングにも反映されている。

 箱自体が小さくて薄いのはもちろんなのだが、ふたを開けるといきなり本体とご対面というところがニクい。ややきつめにアジャストされた内箱にハメ込まれたMacBook Airを取り出すには、いかにも「引っ張って」と言いたげな、ペロンと出ているベロを持ち上げるのだが、これがまた薄さを実感させてくれる。


ふきふきクロス

iPodと同様に、本体を拭くためのクロスが付属していた

 いろいろ内容物がある中で、目を引いたのはクリーナークロス。これもiPodではおなじみだが、アップルのロゴが入っており芸が細かい。


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