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カートリッジに2インチ液晶を内蔵!改造PCシリーズに「ファミコンPC」登場!!

2007年12月13日 23時30分更新

文● 増田

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 T-ZONE.PC DIY SHOPスタッフのM氏による、もはや恒例となりつつある改造PCにまたまた新作が登場した。今度は元祖「ファミリーコンピュータ」の筐体を使用した「ファミコンPC」である。

T-ZONE.PC DIY SHOPスタッフのM氏による、もはや恒例となりつつある改造PCにまたまた新作が登場。今度は元祖「ファミリーコンピュータ」の筐体を使用した「ファミコンPC」だ。ファミコンのカートリッジが液晶モニタに…

 ここで改造PCの歴史を軽く振り返っておく。まず始まりが約1年前の「スーパーファミPC」。続いてその年の年末に後継モデル(?)「ツインファソコン」が登場、さらに今年5月には初代「GAMEBOY」を筐体に使用した「GAMEBOY PC」がデビューしている。

出力はテレビ出力端子を経由して行われる仕組み。なにげにデュアルディスプレイ状態となっている

 原点回帰かどうかは不明だが、今回筐体に採用されたのが元祖「ファミリーコンピュータ」である。内蔵するマザーボードにNano-ITXフォームファクタのVIA製マザーボード「EPIA-N8000E」を使用するなど基本スタンスは変らないものの、今回秀逸なのがファミコンのゲーム用カートリッジが液晶モニタとなっている点だ。車載用の2インチ液晶パネルをわざわざ用意してはめ込んだもので、もちろんゲームカートリッジ同様取り外しも可能。出力はテレビ出力端子を経由して行われている。

小さな画面にBIOS設定画面が……キモイ。小さすぎて見ながら設定するのは無理。そしてWindows XPが起動。やっぱりキモイ

 また背面には2つのUSBポートとD-SUB、ACアダプタ用端子を搭載。前面にもUSBポートを1つ備えている。リセットボタンやイジェクトなどは使えないものの、電源ボタンはそのままPC用として機能している。なおM氏によると、苦労した点は「マザーのI/O部を取り外さないと、厚みがあって入らなかったところ」とのこと。「ファミコンPC」はしばらく同店1階で展示中。来年も続けて改造PCの製作をするということなので、次回作にも期待したい。

背面

背面の様子。マザーのI/O部を取り外さないと、厚みがあって入らなかったところが苦労したとか

リヤ部分

2つのUSBポートとD-SUB、ACアダプタ用端子を搭載リヤ部分

展示中

「ファミコンPC」はしばらく同店1階で展示中。かつての名機(?)たちと仲良く並んで展示されている

【取材協力】

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