ついに今月6日に発売されたXbox 360版「バーチャファイター5 LiveArena」。今年2月に先行発売されたプレイステーション3版のバーチャ5と比べて、オンライン対戦機能が追加されているのが最大の特徴だ。
では、そのオンライン対戦機能はどこまでサポートされているのか? できれば若かりし頃のように、徹夜バーチャで徹底的に調査したかったが、時間の関係でシステム周りに関するレポートが主になることをご了承いただきたい。
段位設定のあるランクマッチと
自由に戦えるプレイヤーマッチの2種類
まず、オンライン対戦機能として用意されているのは、「ランクマッチ」と「プレイヤーマッチ」の2種類。「ランクマッチ」は勝敗の結果が、段位付けに反映されるが、「プレイヤーマッチ」には段位の概念はなく、フリー対戦といったところだ。
どちらのマッチでも、対戦相手をすぐに探せる「クイックマッチ」と、ある程度条件を指定して、好みにあった対戦相手を探せる「カスタム マッチ」、自分がホストとなって対戦相手を待つ「セッションを作る」の3種類が用意されている。
クイックマッチ、およびカスタム マッチを選択すると、自動的に2P側からのプレイとなり、セッションを作るを選択すると、1P側となる。
ここで重要なのは、2P側のコントローラー設定もしっかりとしておくということ。ジョイスティックでプレイする場合、ゲームセンターで一般的に使われるボタン配置と、初期設定でのボタン配置が異なる。クイックマッチなどで2P側で始まるときは、2P側のボタン配置が適用されるので注意。
対戦相手とはどのように戦える?
ランクマッチでのクイックマッチを選択した場合は、自分の段位と近い段位の相手が自動的にマッチングされる。7日昼から夕方の時点では、それほど人が多くなかったのか、十級~初段までとバラつきがあった。
ランクマッチでのカスタム マッチでは、「ステージの種類」と「段位」の2つの条件だけ選択できる。ステージ設定では、すべてのステージを選べるわけではなく、ステージを取り囲む壁の高さを3種類から選択する形となる。段位については、全段位からマッチングさせる「ALL」と、自分の段位と近い相手から選べる「近段位」の2種類が選べる。
プレイヤーマッチでのクイックマッチは、段位に関わらず自動的にマッチングされる。カスタム マッチでは、段位の項目がなくなるほか、ラウンド数と制限時間も選べるようになっている。
セッションを作る際には、ラウンド数(最大5ラウンドまで)と制限時間(最大60秒まで)が変更できるほか、フレンドのみと対戦する「プライベート マッチ」設定ができる。ランク、プレイヤーマッチともに、普通にマッチングされた相手と戦った後は、毎回メニューに戻ってきてしまうが、プライベート マッチをONにした場合は、同じ相手との再戦が可能となるのだ。