写真で見るPLEOの秘密
PLEOには、さまざまなセンサーが合計38個含まれている。例えば、頭/あご/肩/背中/脚部にタッチセンサー、鼻頭にカラーカメラとライトセンサー、背中の中心に傾きと揺さぶりのセンサー、足の裏には接地センサーといった具合だ。
鼻の頭には赤外線の発光/受光部を備えており、PLEO同士で通信してお互いを認識することも可能という。認識後にどんなコミュニケーションをとるかについては、発表会では現時点では不明と説明していた。
ファービーとは違ってしゃべらない
口の中には鳴き声を出すフロントスピーカーが、左右の目の下には音の方向とボリュームを感知するマイクが用意されている。PLEOが出す声は鳴き声だけで、英語や日本語をしゃべるわけではない。また、人間の声には反応するが、話しかけた言葉を理解しているわけではないようだ。
ファービーでは、「ファービー」という呼びかけに対して「なに?」と答えるといった具合に、言葉によるコミュニケーションがひとつの楽しみであった。PLEOではそうした言葉の遊びではなく、触ってどう動くかを楽しむことになる。ちなみに電源は内蔵ニッケル水素電池で3〜4時間の充電で約1時間動作する。
「くおー」と鳴くPLEO