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「くおー」という鳴き声も必聴!

眞鍋かをりの母性本能をくすぐる!? 恐竜ロボ「PLEO」が登場

2007年12月06日 17時12分更新

文● 編集部 広田稔

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写真で見るPLEOの秘密


 PLEOには、さまざまなセンサーが合計38個含まれている。例えば、頭/あご/肩/背中/脚部にタッチセンサー、鼻頭にカラーカメラとライトセンサー、背中の中心に傾きと揺さぶりのセンサー、足の裏には接地センサーといった具合だ。

 鼻の頭には赤外線の発光/受光部を備えており、PLEO同士で通信してお互いを認識することも可能という。認識後にどんなコミュニケーションをとるかについては、発表会では現時点では不明と説明していた。

頭部

頭部。頭頂部から鼻の頭まで、タッチセンサーが含まれている

鼻の頭

鼻の頭の中心がカラーカメラ兼ライトセンサー、その左右の小さな穴が赤外線の発光/受光部だ

おなか

おなかには、電源スイッチやUSB端子がついている。このUSB端子は、将来的にファームウェアのアップデートなどに使われる可能性があると解説されていた

目をつぶる

目をつぶるPLEO。肌の質感は柔らかく、表面にはでこぼこがあって、なでると気持ちがいい



ファービーとは違ってしゃべらない


鳴くPLEO

鳴くPLEO。口の中にはスピーカーが、目の下にはマイクがある

 口の中には鳴き声を出すフロントスピーカーが、左右の目の下には音の方向とボリュームを感知するマイクが用意されている。PLEOが出す声は鳴き声だけで、英語や日本語をしゃべるわけではない。また、人間の声には反応するが、話しかけた言葉を理解しているわけではないようだ。

 ファービーでは、「ファービー」という呼びかけに対して「なに?」と答えるといった具合に、言葉によるコミュニケーションがひとつの楽しみであった。PLEOではそうした言葉の遊びではなく、触ってどう動くかを楽しむことになる。ちなみに電源は内蔵ニッケル水素電池で3〜4時間の充電で約1時間動作する。

「くおー」と鳴くPLEO

会場で愛嬌を振りまいていたPLEOたち。ビジネスデザイン研究所では、最終的に数万台を見込んでいるという


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