今月1日に日本での先行予約が始まり、12月中旬の発送が予定されている恐竜型ロボット「PLEO」(プレオ)。PLEOの国内代理店であるビジネスデザイン研究所は6日、タレントの眞鍋かをりさん、作家の荒俣宏氏を招いて製品発表会を行なった。日本で初めてお披露目されたPLEOの様子をお届けしよう。
PLEOは、トイロボット「ファービー」の開発者であるケイラブ・チャン氏を中心とする米UGOBE(ユーゴービー)社が開発した製品だ。同社ではPLEOのことをこれまでのロボットの概念を超える「ライフフォーム」(新しい生命体)と位置づけている。
デザインのモデルとなったのは、恐竜カラマサウルスの生後1週間の姿だ。38個のセンサーと、14個のモーターを搭載し、鳴いたり歩き回ったり、尻尾を振ったりという動作をとる。また、人間が背中をなでたり声をかけたり、光を当てたり、葉っぱを見せることなどで、反応を示す。
特徴的なのは、生誕、幼少期、少年期という3つの段階で成長していくというところだ。成長過程において、ユーザーがPLEOをかまったかそうでないかによって、最終的な性格と行動が変化するという生き物らしさを再現している。コミュニケーションしながら育てて、その反応を楽しむというのが、PLEOの醍醐味だろう。
PLEOを愛でる真鍋さん