9. Boot Camp
昨年の4月に登場して以来、インテルMacのキラーアプリケーションとして注目され続けてきたBoot Campが、Leopardではいよいよ正式版になる。つまり、アップルが公式にWindowsの動作をサポートするのだ。ここでは、デュアルブートを実現するための設定ソフト「Boot Campアシスタント」を中心に紹介する。
(1) 「Boot Campアシスタント」を起動
WindowsをインストールできるのはインテルMacのみ。「ユーティリティ」フォルダーにある「Boot Campアシスタント」を起動したら、最初の設定ガイドに目を通そう
(2) パーティション分割を選ぶ
通常は上の「Windowsパーティションを作成または削除」を選んで「続ける」をクリック。なお、内蔵ハードディスク以外にはWindowsをインストールできない
(3) パーティションを分割する
既存のデータを削除することなく、Windowsボリュームを作成できる。「Mac OS X」と「Windows」のボリューム区切り線をドラッグしても容量を変更可能だ
(4) Windowsのインストールを始める
Windows XP SP2もしくはVistaのインストールCD/DVDを挿入したら、「インストールを開始」をクリック
(5) ドライバー類もバッチリ完備
LeopardのインストールDVDから、Windows用のドライバー一式もインストール可能だ
(6) 「Boot Camp」コントロールパネルで起動OSを切り替え
Windows側に「Boot Camp」コントロールパネルが組み込まれる。Mac OS Xの「起動ディスク」と同じ操作で、Macの起動ボリュームを選んで使用するOSを選択できる
(MacPeople 2007年12月号別冊小冊子より転載)