チップセットに“G33”+“ICH9”を搭載するmicroATXフォームファクタのインテル製LGA775対応マザーボード「BOXDG33TLM」が、明日11日(水)から発売される予定だ。
VGA機能統合型のチップセット“G33”を搭載する同製品の特徴は、I/O部のVGA出力にデュアルディスプレイが可能なD-SubとDVI-Dを備えるところ。インテル純正マザーには珍しいDVIオンボードというわけである。なお、すでに発売済みの“P35”搭載モデル「BOXDP35DPM」と同じ“メディアシリーズ”に属する製品となるため、FDDポートやPS/2ポートが省かれたレガシーフリー仕様となる点には注意したい。
そのほか主な仕様は、拡張スロットの構成がPCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×1とやや変則的な構成。メモリスロットはDDR2 DIMM×4(DDR2-800/667、8GBまで)。オンボードインターフェイスには、VGAや8chサウンド(Sigmatel/STAC9271D)、ギガビットイーサネット(Intel/82566DC)、IEEE1394、Serial ATA II×6(RAID対応)、UDMA ATA 133×1などを搭載している。また、付属品にはSerial ATAケーブル×2、IDEケーブル×1のほか、eSATA×1ポートのブラケットが同梱する。価格はアークで1万7480円、高速電脳とT-ZONE.PC DIY SHOPで1万7800円(いずれも販売は明日11日から)。インテル純正のDVIオンボードマザーということで人気となりそうな製品だ。