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世界最小コンバチ・タブレットPCの操作感は?

【フォトレビュー】LOOX U50WN

2007年06月29日 09時48分更新

文● 編集部

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パソコンのフル機能が使え、拡張性にも配慮


使用していてちょっと気になったのは本体の熱だ。CPUにはインテル(株)のA110-800MHzという、Pentium Mをベースにしたプロセッサーが採用されており、熱は底面から吸気して、側面の排熱孔から逃がす仕組みとなっている。熱が高くなる部分にはフェルトが貼られていて、手が直接触れさせないようになっているが、長く使用していると手が汗ばんでくる感じで、発熱は比較的高いという印象だ。

本体の底面。写真では分かりにくいが、フエルトが貼られている。バッテリー駆動時間は写真の標準バッテリーで4時間

ファンに関しては割合大きい音で、編集部のように環境騒音がある場所では気にならないレベルだが、深夜の自室など静かな環境では、割合大きな音がする。



パソコンのフル機能が使え、拡張性にも配慮


コンパクトな本体ではあるが、Windows XPマシンということで、機能や拡張性に関しては、パソコンとほぼ変わりがない。

ポトリに設置したところ

ポートリプリケーター(クレードル)に設置したところ

オプションのポートリプリケーターを介せば、有線LANへの接続やアナログRGBへの出力も可能になるため、外出先から戻ってきたら、ゆとりあるサイズのキーボードを接続して、デスクトップ感覚で使うといった活用法もできる。

また、13万9800円から購入できる価格の安さも特徴だ。最小構成の場合は、メモリー容量が512MBと少し少なめで、無線LANが非搭載になる。このあたりをカスタマイズしても価格は14万9800円だ(キャンペーン等により上下する場合はある)。

ポトリの背面

ポートリプリケーターの背面

本体の厚さは、32mmほど(前から見たところ)

側面から見たところ。CFカードスロットに加え、SDメモリーカードスロットも装備している



モバイルしたい気分にさせるLOOX U50WN


上述したように、キーボード配列に関しては若干クセがあり、万人向けとは言えない面があるのは確かだが、ビューアー用途中心にパソコンを使う。電車などでの移動時に立ったままパソコンを使いたい。あるいはモバイルではなく、社内や家の中で、気軽に場所を変えながらパソコンを使いたいといった用途には最適なモデルと言える。

そんなモバイルしたい気分にさせるパソコンがLOOX U50WNである。

VAIO UX50との比較

ソニーが昨年発売した『VAIO UX50』との大きさ比較。ディスプレーサイズがひとまわり大きく、コンバーチブル型のヒンジも装備するため、本体サイズはかなり大きい

VAIO UX50との比較

こちらはキーボード面を隠したところ。液晶ディスプレーの大きさが分かるだろうか?



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