ソースネクスト(株)は14日、米Thinkfree社のウェブ上で利用できる無料のオフィスソフト『ThinkFree Online』における独占契約の合意を発表した。これにより同社は、ThinkFree Onlineを日本語化して『ThinkFree てがるオフィス』ベータ版を同日付けで提供を開始する。正式日本語版は9月を予定している。利用するにはID登録が必要。
ThinkFree てがるオフィス
ThinkFree てがるオフィスは、ウェブ上で無料で利用できるオフィスソフトで、インターネットに繋がったパソコンであれば、ワープロソフト『ThinkFree てがるワープロ』、表計算ソフト『ThinkFree てがる表計算』、プレゼンシート作成ソフト『ThinkFree てがるプレゼン』を利用できるのが特徴。対応OSはWindows XP/2000、Mac OS X 10.4以上、Linux Fedora Core 4以上。対応機種はOSが動作する環境のPC/AT互換機、Macintosh。対応ウェブブラウザーはInternet Explorer 6.0以上、FireFox 1.0.1以上、Java Runtime Environment 1.5.x。現時点では、Windows Vistaには未対応だが、正式サービスまでに対応予定としている。
ダウンロードからインストールまで自動で行なえる
“1クリック・ダウンストール”を開始
併せて同社では、直販サイト“ソースネクストeSHOP”において、ダウンロードからインストールまで自動で行なえる“1クリック・ダウンストール”(特許出願中)サービスを今年9月に開始すると発表した。
1クリック・ダウンストール
1クリック・ダウンストールは、購入したソフトを1クリックでダウンロード/解凍/インストーラーの起動までを自動で行なえるサービス。2008年3月までに1クリック・ダウンストールで購入できる製品を1000タイトルの拡充を予定しているという。対応OSはWindows Vista/XP/2000/Me/98 SE/98。対応機種はPC/AT互換機。
更新料0円の携帯電話メモリー編集ソフト
“携快電話ZERO”を発売
最後に、Windowsの公式サポート期間中、無料でバージョンアップを行なえる携帯電話メモリー編集ソフト『携快電話ZERO FOMA/SoftBank 3G用』と、『携快電話ZERO 全キャリア用』を6月29日に発売すると発表した。価格は携快電話ZERO FOMA/SoftBank 3G用が3970円、携快電話ZERO 全キャリア用が4980円。
携快電話ZERO FOMA/SoftBank 3G用
携快電話ZEROは、携帯電話機のアドレス帳、メールなどのデータをバックアップできるほか、ムービーファイルをパソコンに取り込んで編集も行なえるのが特徴。また、Outlook(2003/2002/2000)の予定を携帯電話に自動送信して、1日の予定を確認することもできる。
対応OSはWindows Vista/XP/2000。対応機種はPentium III-800MHz以上のCPU、256MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機。
なおASCII.jpでは、本日開催された同製品群の記者説明会の模様を追ってレポートする予定。
