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第4のZEROはホムペ作成ソフト

2008年04月22日 11時09分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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 更新料ゼロ円のウィルス対策ソフト(関連記事)や携帯電話ユーティリティーソフト(関連記事)、はがき作成ソフト(関連記事)を発売して好評のソースネクスト(株)が、第4の「ZERO」として5月21日に投入するのが「ホームページ ZERO」だ。でも、なぜ今ホームページ作成ソフトなのか? そして何がゼロなのだろう?

ソースネクストの松田憲幸代表取締役社長

「ホームページ ZERO プレミアムパック」を手にするソースネクストの松田憲幸代表取締役社長



何がゼロ円なの?



通常版のパッケージ

通常版のパッケージ

 ソフト自体は通常のパッケージ版で9800円、Flashアニメ作成ソフト「Web Effect」が付属した「プレミアムパック」が1万2800円となっている。

 ただし、それ以降(Windows Vistaの公式サポート終了まで)のバージョンアップに関しては料金がかからない。バージョンアップでは新しいウェブサービス(動画共有サイトとの連携やドロップシッピング連携、アクセス解析など)への対応や素材、テンプレートの追加も予定されており、機能がどんどん強化されていく予定だ。



なぜいまさらホームページ作成ソフトなの?



 ソースネクストといえば、2002年から2007年にかけて日本IBMの「ホームページ・ビルダー」の販売を行なっていた。しかし、現在は同社ではなく(株)ジャストシステムが販売を行なっている。

ソースネクストの4つの“ゼロ”

ソースネクストの4つの“ゼロ”

 現在も圧倒的なシェアを誇るホームページ・ビルダーの販売から手を引いたソースネクストが、しかもブログ全盛の時代になぜHP作成ソフトを発売するのか。

 同社によれば、ホームページ作成ソフトのマーケットは意外と多いのだという。同社の試算では、個人で約1000万人、教育機関で4万校、企業で600万社に対してホームページ作成ソフトの需要があるという。

 そしてブログを日々更新しているユーザーにしても、自分のやりたいこと、見せたいことを追求していくとブログではもの足りなくなるケースがあり、そのようなユーザーも今後増えていくであろうと同社は予測している。

 さらに同社には、ホームページ・ビルダーの販売をすることで集まったユーザーの意見がある。それは、必ずしもすべての人がホームページ・ビルダーに満足しているわけではないことを裏付けた。

 そんな意見を元に、同社が開発を行なったのが今回のホームページ ZEROなのだ。

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