日本HP、ビジネス向けA4プリンター6機種を発売

2007年04月16日 11時00分更新

編集部

日本ヒューレット・パッカード(株)は16日、SOHO/ビジネス向けA4プリンターの新機種6製品を発表した。毎分30枚以上の高速印刷が可能なインクジェットプリンター『HP Officejet Pro K5300』『HP Officejet Pro K5400dn』『HP Officejet Pro K5400dtn』と、ADF(Auto Documennt Feeder)付きファクス/コピー/スキャナーとインクジェットプリンターを一体化した複合機『HP Officejet J5780 All-in-One』『HP Officejet Pro L7380 All-in-One』『HP Officejet Pro L7580 All-in-One』で、同日付けで直販サイト“HP Directplus”にて販売を開始する。価格は順に、1万9950円、2万2890円、2万7930円、1万7850円、2万4990円、3万4860円。

インクジェットプリンター

HP Officejet Pro K5300

HP Officejet Pro K5400dn

HP Officejet Pro K5400dtn

インクジェットプリンター3機種は、従来機種『HP Officejet K550』に比べ、ヘッドと反対方向に同等の重りを動かすことで印刷時に発生するプリンター本体の振動を軽減するという“アンチ・バイブレーションシステム”を搭載したのが特徴。またA6～A4サイズ用紙のふち無し印刷や、はがき印刷(日本郵政公社の普通紙郵便はがき/インクジェット紙郵便はがき)に新たに対応した。最高印刷速度は、HP Officejet K550がモノクロ毎分37ページ/カラー毎分33ページだったのに対し、モノクロ毎分36ページ/カラー毎分35ページとなり、カラーの印刷速度が向上している。

HP Officejet Pro K5300の内部

写真中央の金色の部品がアンチ・バイブレーションシステムで使われる重り

給紙トレイはK550のカートリッジ式から固定式に変更された

HP Officejet Pro K5300: ビジネス向けインクジェットプリンターのスタンダードモデル
4色独立インク/最高解像度4800×1200dpi/別売の自動両面印刷ユニットを接続可能/給紙トレイ250枚
インターフェース：USB 2.0(Hi-Speed)
本体サイズ/重量：幅495×奥行き382×高さ207mm/8.8kg
対応OS：Windows Vista/XP Home Edition/XP Professional/2000、Windows XP Professional x64 Edition、Mac OS X 10.3.8/10.4以降

HP Officejet Pro K5400dn: 有線LANや自動両面印刷に対応したハイスペックモデル
4色独立インク/最高解像度4800×1200dpi/両面印刷標準対応/給紙トレイ250枚
インターフェース：USB 2.0(Hi-Speed)、10/100BASE-TX
本体サイズ/重量：幅495×奥行き466×高さ207mm/9.5kg
対応OS：Windows Vista/XP Home Edition/XP Professional/2000、Windows XP Professional x64 Edition、Mac OS X 10.3.8/10.4以降

HP Officejet Pro K5400dtn: K5400dnに350枚増設トレイを標準装備させたモデル
4色独立インク/最高解像度4800×1200dpi/両面印刷標準対応/給紙トレイ250枚＋増設トレイ350枚
インターフェース：USB 2.0(Hi-Speed)、10/100BASE-TX
本体サイズ/重量：幅495×奥行き485×高さ298mm/12kg
対応OS：Windows Vista/XP Home Edition/XP Professional/2000、Windows XP Professional x64 Edition、Mac OS X 10.3.8/10.4以降

複合機

HP Officejet J5780 All-in-One

HP Officejet J5780 All-in-Oneは、従来機種『HP Officejet 6310 All-in-One』に比べ、価格を1万9950円から1万7850円に値下げした普及モデル。増量インクカートリッジ(標準インクに比べ黒インクは約5.6倍、3色一体型カラーインクは約4倍の容量)にも新たに対応した。ただし、HP Officejet 6310 All-in-OneにあったSDメモリーカードスロットや10/100BASE-TXは省略されている。最高印刷速度はモノクロ毎分30ページ/カラー24ページで変わっていない。

HP Officejet J5780 All-in-One: CISスキャナーを搭載するエントリーモデル
黒＋3色一体型インク(6色フォトインクにも対応)/最高解像度4800×1200dpi/スキャン解像度2400×4800dpi CISスキャナー内蔵/ファクス送受信機能内蔵/両面印刷非対応/ADF(普通紙35枚対応)搭載/給紙トレイ100枚
インターフェース：USB 2.0(Hi-Speed)
本体サイズ/重量：幅456×奥行き386×高さ236mm/6.6kg
対応OS：Windows Vista/XP Home Edition/XP Professional、Windows XP Professional x64 Edition、Mac OS X 10.3.8/10.4以降

HP Officejet Pro L7380 All-in-One

HP Officejet Pro L7580 All-in-One

HP Officejet Pro L7380 All-in-OneとHP Officejet Pro L7380 All-in-Oneは、従来機種『HP Officejet 7210 All-in-One』『HP Officejet 7410 All-in-One』に比べ、最高印刷速度をモノクロ毎分30ページ/カラー毎分20ページから、モノクロ毎分35ページ/カラー毎分34ページに向上させたのが特徴。また、スキャンしたドキュメントをUSBフラッシュメモリー/メモリーカード/ネットワーク上のパソコンのフォルダーにダイレクト保存する機能(L7380はUSBフラッシュメモリーのみ対応)において、JPEG形式に加えPDF方式にも対応した。給紙容量も標準150枚から250枚に変更されている。さらにこの2機種はHP Officejet Pro K5300などと同様に、アンチ・バイブレーションシステムを搭載する。

HP Officejet Pro L7380 All-in-One: CCDスキャナーを搭載するハイスペックモデル
4色独立インク/最高解像度4800×1200dpi/スキャン解像度2400×4800dpi CCDスキャナー内蔵/ファクス送受信機能内蔵/別売の自動両面印刷ユニットを接続可能/ADF(普通紙50枚対応)搭載/給紙トレイ250枚
インターフェース：USB 2.0(Hi-Speed)
本体サイズ/重量：幅525×奥行き402×高さ356mm/14.2kg
対応OS：Windows Vista/XP Home Edition/XP Professional、Windows XP Professional x64 Edition、Mac OS X 10.3.8/10.4以降

HP Officejet Pro L7580 All-in-One: 有線LANやメモリーカードスロットを装備する複合機の最上位モデル
4色独立インク/最高解像度4800×1200dpi/スキャン解像度2400×4800dpi CCDスキャナー内蔵/ファクス送受信機能内蔵/別売の自動両面印刷ユニットを接続可能/ADF(普通紙50枚対応)搭載/給紙トレイ250枚
インターフェース：USB 2.0(Hi-Speed)、10/100BASE-TX、メモリーカードスロット(SDメモリーカード/miniSDカード(別途アダプターが必要)/MMC/CF(Type I/II)/メモリースティック/メモリースティック PRO/メモリースティック Duo(別途アダプターが必要)/xDピクチャーカード対応)
本体サイズ/重量：幅525×奥行き466×高さ356mm/14.9kg
対応OS：Windows Vista/XP Home Edition/XP Professional、Windows XP Professional x64 Edition、Mac OS X 10.3.8/10.4以降

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