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パイオニア、1080p出力対応のDVDプレーヤー『DV-600AV』など3機種を発売

2007年04月10日 22時14分更新

文● 編集部

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パイオニア(株)は10日、DVDプレーヤーの新機種として、1080p出力に対応した『DV-600AV』『DV-400V』と、エントリーモデルの『DV-300』の計3機種を発表した。発売時期は、DV-600AVが6月上旬、DV-400Vが5月下旬、DV-300が今月下旬となっている。価格はいずれもオープン。編集部による予想実売価格は順に2万6000円前後、2万円前後、1万2000円前後。

DV-600AV

DV-600AV

DV-600AVは、DVD/DVDオーディオ/スーパーオーディオCD、ならびにWMV/DivX9形式のビデオ、MPEG-4 AACのオーディオデータなどの再生に対応した上位モデル。DVDなどの映像信号を1080pまでアップスケーリング(高解像度化)して、HDMI端子から出力できるのが特徴である。これにより、Sビデオ出力などと比べて高精細で緻密な映像出力が可能となる。1080p出力に対応するのはパイオニアのDVDプレーヤー/レコーダーとして初めて。またスーパーオーディオCDで採用されている“ダイレクトストリームデジタル(DSD)方式”のデジタル信号について、HDMI経由でのダイレクト出力にも対応した。

映像出力端子系はHDMI、コンポーネントビデオ、D1/D2、S2、コンポジットビデオを1系統ずつ備える。またデジタル音声出力としてデジタルオーディオ×2(光、同軸)を備えるほか、5.1ch対応アナログオーディオ出力を備える。さらにUSB端子(USB 1.1)をフロントパネルに搭載し、USBフラッシュメモリーなどを接続してメモリー内の音楽ファイルや静止画ファイルを閲覧できるようになっている。本体サイズは幅420×奥行き215.5×高さ49.5mm、重量は1.8kg。消費電力は8W(待機時0.7W)。

DV-400V

DV-400V

DV-400Vは、DV-600AVと同じく1080p出力に対応するDVDプレーヤー。DSD方式デジタル信号のダイレクト出力機能は省略されている。出力端子類は5.1ch対応アナログオーディオが2ch対応アナログオーディオに変更された以外はDV-600AVと同じ。本体サイズは幅420×奥行き216×高さ49.5mm。重量はDV-600AVと同じ。消費電力は7W(待機時0.7W)。

DV-300

DV-300

DV-300は1080pアップスケーリング出力やUSB端子を省略したエントリーモデルである。映像出力端子からHDMIが省略され、待機時の消費電力が0.6Wになった以外はDV-400Vと同じ。

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