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Ultimate搭載機も! NECがWindows Vistaを搭載したビジネス向けPC 10タイプを発表

2007年01月15日 00時00分更新

文● アスキービジネス編集部

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NECはWindows Vistaを搭載したビジネス向けパソコン10タイプ44モデルを発表した。

Vistaのセキュリティ機能を活かすビジネス向けPC

 今回新たにWindows Vista搭載モデルが用意されたのは、デスクトップPC「Mate」シリーズのタイプMM(ミニタワー)、タイプME、MB、MR(スリムタワー)、タイプMF(液晶一体型)、ノートPC「VersaPro」シリーズのタイプVW、VR、VE(オールインワン)、軽量モデルの「VersaPro UltraLite」タイプVM、VCの全10タイプ。

 Windows XPと比較して強化されたWindows Vistaのセキュリティ機能などを活かし、ビジネス用途に適したモデルとなっている。またタイプによって異なるが、セキュリティチップの搭載、指紋認証やFelicaカードの認証なども備えている。

Mate タイプMB

Mate タイプMB

 一部のタイプをのぞいて、標準で「Alwaysアップデートエージェント」が添付されている。これは電源を入れてからOSが起動するまでの間に、ウィルス定義ファイルの更新などを実施するものだ。通常、ウィルス定義ファイルの更新は、OSが起動してネットワークに接続したのちに行なわれるため、定義ファイルの更新が長く行なわれていない状態でPCを起動すると新しいウィルスに感染するおそれがあった。「Alwaysアップデートエージェント」により、たとえば長期休暇明けなどにも安全にPCを起動することが可能となる。

 リアルモバイル環境での使用が想定されるVersaPro UltraLiteタイプVM、タイプVCについては、Windows Vista Ultimate搭載モデルが用意されており、ハードディスク全体を暗号化する「Windows BitLocker」機能が利用できる。これにより、ノートPCの盗難・紛失時にも情報漏えいを防御する。なおBitLockerを利用する際には、マイクロソフトが提供するツールが別途必要となる。

■関連サイト
日本電気
http://www.nec.co.jp/

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