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アスキー的パソコン大解剖 第39回

PC版モンハンワールドを快適プレイできるスペックのパソコンを組む! (1/7)

2018年08月25日 17時00分更新

文● 藤田忠 編集●北村/ASCII編集部

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旬な要素を満載のカジュアルゲーミングPC

 良い感じに値下がりしている第8世代Core iやRyzen 2000シリーズに、アキバのPCパーツショップおなじみの週末特価に復活しているビデオカード。そのほか、DDR4-2666動作の特価品や格安系SSDの増加と、アキバのPCパーツ事情は最新スペックのゲーミングPC自作を良い感じに後押し中だ。

アキバの一部ショップでは、6コア/12スレッド動作の「Ryzen 5 2600」が2万円を切る価格に

マイニング需要がひと段落。ビデオカードの品薄は解消され、アキバおなじみの週末特価が出ることも増えている

960GBで2万円を切るSuneast「SE800 960G」。巨大化が進むゲームデータの保存先をSSDにすることもありだ

シリーズ最新作“モンスターハンター:ワールド”を快適にプレイ!

 最新のゲーミングPCを組んで、遊びたい今最も旬なPCゲームと言えば、ついに待望のPC(Steam)版が発売されたモンスターハンターシリーズ最新作である「モンスターハンター:ワールド」だ。

 PC版ではスペックに応じて描画の設定できるほか、最大フレームレート60fpsをサポートしている。高描画かつヌルヌルと動く、自キャラ&モンスターを楽しめるようになっている。

この夏遊びたいPCゲームと言えば、「モンスターハンター:ワールド」だ。PC(Steam)版では60fpsのヌルヌル描画でのプレイが可能になっている

 PC(Steam)版のMHWの推奨スペックは、CPUに4コア/4スレッドとなる第8世代Coreプロセッサーの「Core i3-8350K」(定格4GHz)や、4コア/8スレッドのAMD「Ryzen 5 1500X」。最も重要なビデオカードにはNVIDIA「GeForce GTX 1060 3GB」またはAMD「Radeon RX 570 4GB」が上げられている。

 ただ、注意してほしいのは推奨スペックの想定プレイ環境が、解像度1920×1080ドット、グラフィック設定「高」、フレームレート30fpsになっている点だ。

 PC版の魅力となる高描画での60fpsプレイを目指すには、より高いスペックのビデオカードを搭載する必要がある。

最低環境
プロセッサー Intel「Core i5-4460」もしくはAMD「FX-6300」
メモリー 8GB
ストレージ 20GB以上の空き容量
グラフィック NVIDIA「GeForce GTX 760」もしくはAMD「Radeon R7 260x(VRAM 2GB以上)」
DirectX Version 11
サウンドカード DirectSound対応(DirectX 9.0c以上)
OS WINDOWS 7, 8, 8.1, 10 (64bit版)
備考 グラフィック「低」設定で、1080p/30fpsのゲームプレイが可能
推奨環境
プロセッサー Intel「Core i7-3770」、「Core i3-8350」もしくはAMD「Ryzen 5 1500X」
メモリー 8GB
ストレージ 20GB以上の空き容量
グラフィック NVIDIA「GeForce GTX 1060(VRAM 3GB) 」もしくはAMD「RX 570 (VRAM 4GB)」
DirectX Version 11
サウンドカード DirectSound対応(DirectX 9.0c以上)
OS WINDOWS 7, 8, 8.1, 10 (64bit版)
備考 グラフィック設定「高」で、1080p/30fpsのゲームプレイが可能

Steam版「モンスターハンター:ワールド」の最新の更新情報などはこちらへ
https://store.steampowered.com/app/582010/MONSTER_HUNTER_WORLD/

発売前のレビューバージョンでフレームレートをチェック。製品版とは異なる場合がありますのでご了承いただきたい

 この夏の大本命PCゲームとなるモンスターハンター:ワールド。PC版では描画設定に「最高」、「高」、「中」、「低」の4種類のプリセットを備えるほか、「テクスチャ品質」や「影品質」などといった項目を個別に変更可能になっている。

 また、レンダリング解像度の品質となる「イメージクオリティ」などの一部の項目は、シーンで解像度やフレームレートを優先する「可変」が、選ばれるようになっている。

 実際の描画を見るとプリセット「高」は、「最高」と比べて影の品質が低下しているほか、遠方にある樽などのオブジェクトの描画に荒が目立ち、一部オブジェクトの描画も削られている。

 さらに設定をプリセット「中」まで下げると、キャラ近くの布や樽などの描画にも低下が見られるようになる。新大陸での狩猟生活は、なるべくプリセット「最高」、「高」をベースに進めたいところだ。

テクスチャーのほか、植生や水面反射など、グラフィックは細かく設定できる

プリセット「最高」

プリセット「高」。奥にある樽がドット抜けのような描画になっているほか、右側に集まっている樽や籠などの影とテクスチャーに低下が見られる

プリセット「中」。描画されるオブジェクトが「高」から、さらに減少している

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