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見られたくないデータは死んでも隠し通したい! 古田雄介の「恥よ! 墓へ!」 最終回

PCやスマホのIME変換が恥ずかしい嗜好を簡単に暴いてしまう

2017年10月08日 17時00分更新

文● 古田雄介

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PC×終活ライターあるある「在庫が亡くなった」

 私は専門がPCを含むデジタル関連と終活(しゅうかつ)関連になるので、秋葉原でPCパーツの取材をさせてもらった帰りの電車で葬儀業界の記事を書くといったことがよくあります。その後にPC系の記事を書くときは、IMEの変換候補上位が頭のイメージとよくずれるので、頻繁に誤入力を修正します。「在庫が亡くなった」「高齢のイベント」「USB 3.1ポートを供える」あたりは、あるあるです。申し訳ないことに、原稿納品時に誤字脱字が残ってしまうこともありますが、さすがにこれらのミスはシャレにならないので細心の注意で根絶させています。……と思います。たぶん。はい。

 さらにシャレにならないのは、プライベートで検索した単語が検索上位に残ることかもしれません。こないだ「お精お世話になります」で始まる仕事のメールをもらいましたが、あれたぶん、それ系の変換の消し忘れだと思うのです。断ったので確認しようがないですが。

 何度もチェックするはずの納品原稿にも染み出てくるのだから、日常的なメールやチャットのやりとりには、おそらくその人がよく検索したりする単語が頻出するんじゃないかと思います。何しろ愛用のデジタルデバイスのIMEは、持ち主がよく使う単語や言い回しを熟知していますから。公私関係なく。

今週のポイント

日本語IME

 パソコンやスマホでの日本語入力を支えるソフト。最近のIMEは、ユーザーがよく使う単語や言い回しを覚えて、優先的に変換候補の上位に置く学習機能が充実している。

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