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Swift Playgroundsで学ぶiOSプログラミング 第41回

ビューのサイズの変化に応じて自動レイアウト

縦表示でも横表示でもボタンを中央に固定するプログラミング

2017年06月12日 17時00分更新

文● 柴田文彦 編集●吉田ヒロ

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 ここしばらくはマップキットの機能をあれこれと試すプログラミングに勤しんできました。マップキットを使えば、少ないコードでいろいろなタイプの地図が表示でき、簡単に見栄えのするプログラムが書けるのは確かです。しかしそれだけに、特に初心者にとってはプログラムによって実際に何が起こっているのか把握しにくいという難点もありました。

 またそれ以前から、ウェブビューやテーブルビューなど「なんとかビュー」という、いわば既製品のビューを扱ってきました。その場合「SwiftによるiOSプログラミングの基本」という路線からは少し離れてしまっていた感が拭えません。そこで今回から、いったん基本に戻って話を進めていくつもりです。

 今回はiOSのフレームワークを使ったプログラムとしては、これ以上シンプルなものはないというほと単純なものを取り上げます。画面の真ん中にボタンを1つ配置し、それをタップするとボタンの色がランダムに変化するというものです。いまさら、と思われるかもしれませんが、このプログラムは以下の3つの重要なポイントを含んでいます。

  • ボタンなど、コントロール類の生のイベントに応答する
  • 乱数を発生させ、それによってランダムな色を作成する
  • 親のビュー(画面)のサイズの変化に応じて、子のビューを適切にレイアウトする

 それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

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