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見られたくないデータは死んでも隠し通したい! 古田雄介の「恥よ! 墓へ!」 第16回

中身を時限消去できるHDDで恥と向き合ってみる

2017年04月09日 17時00分更新

文● 古田雄介

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たまに見る系の恥ファイルを
保管するのに持ってこい!

 4年前になりますが、センチュリーが投入したセキュリティー機能付きのHDDケース「JIGEN」が電気街で話題になりました。ユーザーが暗号化領域を自由に設定できる仕組みで、その領域に時限消去設定が施せるというものです。頻繁にアクセスするなら普通の暗号化ドライブとして使えますが、長らく触れなくなって設定期間が過ぎると暗号化を解除するキーが消滅するため、誰も領域に踏み込めなくなります。

 毎週秋葉原で自作パーツの新製品を取材させてもらい、死後のデジタル機器の行く末も調べている身としては即買いしないわけにはいきません。いまも取り扱い店舗は複数あるようです。

 このJIGEN、たまに見る系の恥データの置き場所としてとても優れています。時限消去機能を使うには、暗号化領域に2つのパスワードを施す必要があるので、頻繁にアクセスする恥ファイル用にすると鍵の開け閉めがちょっと面倒に感じるところがありますが、あまり見ないけれど捨てるには惜しいものをためておくには適度な厳重さがあります。

 そして何より、不要になった恥ファイルに対して見切りをつけるのに持ってこいなのです。普段から恥ファイルに飽きたらガンガン捨てていくタイプの人ならいいですが、ついついコレクションしてしまうタイプの人は、デジタル生活に比例して恥ファイルも増えていきます。ひとつひとつ精査すれば不要なものも見つかるでしょうが、膨大な量があるなら簡単には手出しできません。

 しかし、レギュラーから外れた恥ファイルをJIGENに保管する習慣をつけておけば、少し先の自分に判断を委ねておけるのです。

今週のポイント

JIGEN CT-25-ERP(実売価格2500円前後/センチュリー)

 2013年5月に登場した、2.5インチSATAドライブ向けのHDDケース。暗号化領域を設定して、一定期間アクセスしなかったときに時限消去する設定を施せるのが特徴だ。

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