気が付いたらもう年の瀬ですねぇ。個人的に今年の自作業界で一番賑わったのは「GeForce GTX 1080」のような気がしますが、なにせ育児の身、家に閉じこもって指くわえて見てましたよ、えぇ。
そして年末年始になると、決まって思い出すのが「Windows Vista」の深夜販売。
なぜかというとこのOS、DSP版の発売日が1月30日だったので、年の暮れから年明けにかけて、バタバタのピークだったのです。しかもなんかオリジナルパッケージみたいなのもありましたしね……(遠い目)。
と、いうことで、年末年始特番? として、深夜販売ウラ話シリーズを全4回にわたってお送りしたいと思います。あ、Vistaに限らずです。Vistaの話だと本一冊書けます(大袈裟)。
ちなみに、どうして深夜販売なの? と申しますと、新製品の販売解禁日が現地時間の〇月〇日午前0時に設定されているときがあるんですね(製品によってまちまちです)。なので、おのずと日本が主要国の中で一番早く販売開始できる=一番早く使える=だから深夜販売で入手! という流れになっているのです。
そんなこんなでCPUやOSなど、目玉の新製品は深夜販売が当たり前になっちゃっているところがあるのです。
今回は、深夜販売にいたる前の「事前準備」編です。自らを投資するせいで、この事前準備だけでHPは9割方持っていかれますがね!!
この連載の記事
- 最終回 自作業界はフリーも変わらない 金曜21時に電話「今から作業できる?」
- 第99回 20年前の秋葉原は街全体が電気屋のようだった
- 第98回 Windows 8発売でWindows MeのTシャツ着ちゃう イベントで起きた数々の伝説
- 第97回 Windows Vista販促のためにやりすぎた慰安旅行
- 第96回 PCショップに客として来ているPC業界人を見抜ける? 業界人特有の癖とは
- 第95回 Windows XPから派生した「64bit Edition」「Tablet PC Edition」が時代を先取り過ぎていた
- 第94回 Vistaの販促会議でメーカーから鬼のような仕打ちを受ける
- 第93回 「OSを売る」という意味がMedia Center Editionでわかった
- 第92回 学校のMacと家のWindowsを連携させて問題になった20年前の話
- 第91回 「宇宙」「スーパーコンピューター」に心の中の「中学2年生」が大興奮
- この連載の一覧へ