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RadioNano Therapeutics、シリーズBラウンドのファーストクローズを完了

PR TIMES

RadioNano Therapeutics 株式会社
 ― BNCT用ホウ素薬剤「RN-501」の第I相臨床試験の実施へ ―

 ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用の無機ナノ粒子製剤の研究開発を行うRadioNano Therapeutics株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:千葉 雅俊、以下「当社」)は、三井金属株式会社および京都大学イノベーションキャピタル株式会社を引受先とする第三者割当増資により、シリーズBラウンドのファーストクローズを完了しましたのでお知らせいたします。

 本ラウンドで調達した資金は、当社のリードパイプラインである「RN-501」の第I/IIa相臨床試験の実施に充当します。なお、当社は引き続きシリーズBラウンドのセカンドクローズに向けた資金調達を進めてまいります。

■ 資金調達の背景と目的
 BNCTは、熱中性子とホウ素(Boron-10)の核反応を利用し、生じたα粒子とリチウム原子核によりがん細胞を殺傷する放射線治療法です。影響範囲が局所的であるため、正常組織へのダメージを最小限に抑えつつ、がん細胞を破壊することが期待されています。日本は2020年に世界で初めてBNCTが保険診療として承認された国であり、加速器型中性子源の普及とともに、適応がん種の拡大と、それを可能にする次世代ホウ素薬剤への期待が高まっています。
 当社は、「サイエンスに根ざした新たな放射線治療の研究開発により、がん患者とそのご家族の健康と未来へ貢献する」ことをミッションに、京都大学の研究成果をもとに、ホウ素を豊富に含む無機ナノ粒子を用いた新しい製剤「RN-501」の研究開発を進めてまいりました。当社の技術は、Forbes JAPAN「2026年注目の日本発スタートアップ100選」への選出、株式会社池田泉州銀行「第22回イノベーション研究開発助成金」大賞の受賞など、外部からも評価をいただいています。
 これまで、RN-501については、医薬品医療機器総合機構(PMDA)とのレギュラトリーサイエンス戦略相談で得た助言も踏まえ、非臨床試験を推進し、臨床試験の開始に向けた準備を進めています。また、治験薬と製剤の製造プロセスおよび試験法の開発を進めています。加えて、RN-501の基本特許が成立し、現在、国際出願による海外での権利化を進めています。これら一連の開発マイルストーンを達成し、臨床開発へ移行する段階に至ったことから、今回の資金調達により、第I/IIa相臨床試験を開始し、ヒトにおける安全性・忍容性等の確認を進めます。

■ 資金使途
RN-501の第I / IIa相臨床試験の実施
治験薬のGMP製造・供給体制の構築
開発体制および人材基盤の強化

■ シリーズBラウンド ファーストクローズの概要
ラウンド:シリーズB ファーストクローズ
調達方法:第三者割当増資
引受先:三井金属株式会社、京都大学イノベーションキャピタル株式会社(イノベーション京都2021投資事業有限責任組合)
調達金額:非開示
資金使途:RN-501の第I/IIa相臨床試験の実施 ほか

■ 投資家からのコメント


三井金属株式会社 市場共創推進部長 香川 佳宏氏
「BNCTは日本が世界をリードする治療法であり、その可能性を大きく広げる鍵はホウ素薬剤にあると考えています。RadioNano Therapeuticsは、京都大学発の確かなサイエンスと、臨床入りに向けて着実に開発を進めてきた経営チームを兼ね備えており、今回の出資を決定しました。
三井金属はこれまで、同社とともにRN-501のコアとなる無機ナノ粒子の開発に取り組み、当社が蓄積してきた無機化合物の知見とナノテクノロジーを駆使して、製造プロセスと分析試験法を開発してきました。今後同社とさらに強固な協業体制を構築し、革新的ながん治療の社会実装実現に向けて、全力で支援してまいります。」





京都大学イノベーションキャピタル株式会社 
投資第二部 パートナー 上野 博之氏
「京都iCAPは、大学で生まれた研究成果を、患者さんに届く医療へとつなげることを使命としています。有効な治療選択肢が限られるがん患者さんに新たな治療を届けるというRadioNano Therapeuticsのビジョンに強く共感しています。京都大学大学院人間・環境学研究科の小松直樹教授と京都大学複合原子力科学研究所の鈴木実教授が開発した技術を社会実装へと進める同社の挑戦を、設立時から支援してまいりました。
非臨床段階での着実な成果と、臨床開発・事業開発の双方を見据えた戦略を高く評価し、このたび追加投資を決定しました。日本発のBNCT用薬剤を世界の患者さんへ届けるという目標に向け、同社の成長を長期的な視点で支えてまいります。」



■ 代表取締役 千葉 雅俊 のコメント


RadioNano Therapeutics株式会社 代表取締役 千葉 雅俊
「このたび、三井金属株式会社様を新たな株主としてお迎えするとともに、京都大学イノベーションキャピタル株式会社様にはシードラウンド・シリーズAラウンドに続いて追加のご出資をいただきました。当社の技術と可能性を新たに評価いただけたこと、そして、これまでの歩みを最も近くで見てこられた既存株主から改めてご信任をいただけたことは、いずれも大きな励みであり、身の引き締まる思いです。創業以来取り組んできたRN-501が、いよいよ臨床の段階に進みます。第I相臨床試験は、私たちの技術を患者さんのもとへ届けるための最初の、そして最も重要な一歩です。これまで支えてくださった既存株主、共同研究先、関係者の皆様に深く感謝するとともに、一日も早く新たな治療選択肢を届けられるよう、チーム一丸となって開発を進めてまいります。」



■ RN-501について
 RN-501は、当社が開発を進めるBNCT用の新規ホウ素薬剤で、ホウ素を豊富に含む無機ナノ粒子を用いた新しい製剤です。ナノテクノロジーを活用し、薬剤ががん組織に集中的に届くよう設計することで、副作用の軽減に加え、これまでBNCTによる治療が難しかったがん種への適用を目指しています。なお、RN-501は現在開発中の薬剤であり、その有効性および安全性は確立されていません。
■ 会社概要
会社名:RadioNano Therapeutics株式会社
所在地:〒606-8317 京都府京都市左京区吉田本町36番地1
代表者:代表取締役 千葉 雅俊
設立:2024年4月1日
資本金:1億円
事業内容:BNCT用ホウ素薬剤の研究開発
URL:https://www.radionano-tx.com/
■ 本件に関するお問い合わせ先
RadioNano Therapeutics株式会社
取締役副社長(管理部担当)川井洋
E-mail: contact@radionano-tx.com


【将来の見通しに関する注意事項】本リリースに記載されている開発計画、見通し等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づく当社の判断によるものであり、研究開発の進捗、規制当局の判断その他様々な要因により、実際の結果と異なる可能性があります。また、本リリースに含まれる医薬品(開発中のものを含む)に関する情報は、宣伝・広告や医学的アドバイスを目的とするものではありません。

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