複数のAI社員が「チーム」で業務を丸ごと担うAI社員プラットフォーム「MIERU CREW」提供開始
株式会社Managetech
― 6つの優先領域を対象に、承認・監査を備えた「AI社員チーム」を無料で設計・構築するPoC参加企業を募集 ―
株式会社Managetech(東京営業所:東京都中央区、代表取締役:伊澤 伸、以下「Managetech」)は、AI社員の仕事・コスト・統制状況を可視化しながら運用できるAI社員プラットフォーム「MIERU CREW(ミエル クルー)」の提供を開始しました。
「MIERU CREW」は、1体のAIエージェントに作業を頼むのではなく、役割の異なる複数のAI社員が分担して、一つの業務プロセスを最後まで担う「クルー(チーム)編成」を特長としています。あわせて、経費精算・請求書処理・顧客対応など6つの優先領域を対象に、対象業務を担うAI社員チームを無料で設計・構築するPoC(概念実証)への参加企業を募集します。
MIERU CREWは、オープンソースのAIエージェント実行基盤であるOpenClawをベースとした実行力に、企業利用で求められるセキュリティ、コンプライアンス運用、コスト統制のための機能を組み合わせたプラットフォームです。AI社員の指示・判定・実行を可視化・記録し、人による承認が必要な操作を統制しながら、生成AIの利用コストも一元管理できます。

背景:AIを「使う」段階から、業務プロセスを「任せる」段階へ
生成AIの利用は広がった一方で、企業の実務導入では「どの業務を任せるべきか」「AIが実際に何をしているのか」「権限や外部通信をどう管理するか」「利用コストをどう統制するか」といった課題が残ります。複数の工程をまたぐ業務をAIに担わせるには、実行機能だけでなく、可視化、承認、監査、セキュリティ、コスト管理を一貫して設計する必要があります。
Managetechは、AIエージェント導入において生じやすい、利用コストの膨張、導入効果を定量的に説明できないこと、リスク統制の不備という課題に着目し、OpenClawの実行基盤に企業向けの運用・統制機能を組み合わせたMIERU CREWを開発しました。
OpenClawベースの実行力を、企業向けの統制機能で補強
MIERU CREWは、AI社員を動かすこと自体を目的にせず、組織がAI社員の判断と実行を管理可能な状態で業務に組み込むことを目指しています。特に、セキュリティ・コンプライアンス運用とコスト統制を、AI社員の運用に不可欠な仕組みとして実装しています。

コンプライアンス運用とは、監査ログ、承認フロー、外部通信の許可リスト、書き込み操作の記録などを通じて、AI社員の実行を組織の規程・権限設計に沿って管理することを指します。法令遵守を保証するものではありません。
LLMを自動で切り替え、性能とコストのバランスを最適化
MIERU CREWのRouteHubは、タスクやプロンプトの内容に応じて、高性能モデルとコスト最適モデルを自動で振り分けます。AI社員ごとに月次のLLM予算を設定でき、予算の上限に近づいた場合には、より低コストなモデルへ自動的に切り替える自動デグレードにより、利用を止めずにコストをコントロールします。さらに、APIのレート制限に達した場合は代替モデルへ自動的に切り替え、処理を止めずに継続運用を支援します。
この仕組みにより、すべての処理で高コストなモデルを用いるのではなく、業務の難易度と優先度に応じたモデル選択を行えます。運用担当者は、AI社員別の利用状況を確認しながら、予算・品質・処理量のバランスを調整できます。

「MIERU CREW」の設計思想:1業務=1体ではなく、1業務=1チーム
実務の多くは、受領、判定、記録、例外処理、報告といった複数の工程が連なって初めて完結します。MIERU CREWでは、工程ごとに役割を持つAI社員を配置し、工程間の引継ぎと人間の承認ポイントを含めて一つの「クルー」として設計します。
たとえば経費精算では、領収書読取担当、規程判定担当、仕訳作成担当、エスカレーション担当、月次レポート担当が役割を分担します。工程を分けることで、どの段階で処理が止まったのか、どの判断が人間に委ねられたのかを監査ログ上で追跡できます。重要な書き込み操作は、4-eyes承認を経てから実行されます。

主要機能と接続可能なアプリケーション・API
MIERU CREWは、AI社員の採用から稼働、統制までを支援するSaaSです。Agent Storeには、441体のペルソナ、14部署カテゴリ、41の実行スキルが用意されています。自社専用のAI社員・スキル・コネクタは、Persona Studio上で設計・開発できます。
外部サービスとの連携では、公式コネクタ5区分、標準チャネル連携3種類に対応しています。さらに、REST APIおよびMCPサーバーを用いたカスタムコネクタを追加できるため、既存の社内システムや個別のSaaSにも拡張可能です。カスタム連携は接続先ごとに設計するため、対応数に固定上限は設けていません。

カスタムコネクタは、Web UI上で認証方式と利用ツールを定義し、テナント内の公開承認後に利用できます。読み取り操作は即時実行、書き込み操作は承認を経て実行する統制フローに対応します。
PoC参加企業の募集:優先的に募集する業務領域(マルチエージェント編成)
Managetechは、複数のAI社員が役割分担して一つの業務プロセスを完遂する「クルー編成」での構築を優先します。特に、複数ロールで分業しなければ処理しきれず、かつ承認・監査が必要となる業務をPoCの優先プロジェクトに設定します。いずれも海外で先行して取り組みが進んでいる領域であり、Managetechはこれらを日本企業の実務・規程に合わせて設計します。

上記6領域以外でも、繰り返し発生し、判断基準を明文化でき、複数工程と承認・監査を伴う業務についてはご相談を受け付けます。
PoCの進め方
本PoCは、AIツールを試用するだけの取り組みではありません。対象業務の現状値を確認したうえで、業務工程、AI社員の役割分担、人が承認する操作の線引き、エスカレーション基準、月次のLLM予算上限を定義し、試験稼働と効果測定までを支援します。

成功指標は、単に人間へ回さなかった割合ではなく、実際に完了した割合(解決率)と例外率を中心に設定します。これにより、未解決の案件が成果として計上されることを避け、品質を含めた業務適用の可否を確認します。
募集要項

応募・お問い合わせ先: https://www.managetech.io/contact
代表コメント
株式会社Managetech 代表取締役 伊澤 伸
「AIを業務に定着させるうえで重要なのは、単にAIの性能を高めることではなく、社内の情報を適切に守りながら、利用コストを管理できる環境を整えることだと考えています。AIに業務を任せる範囲が広がるほど、機密情報の取り扱い、外部サービスへのアクセス、書き込み操作の承認、そして生成AIの利用費用を、企業として統制する必要があります。
MIERU CREWは、複数のAI社員が役割分担して業務を担う『見えるクルー』という考え方のもと、AI社員の仕事とコスト、承認状況を可視化します。サンドボックス、外部通信の許可リスト、4-eyes承認、監査ログ、Kill Switchといったセキュリティ・統制機能に加え、AI社員ごとの予算設定やLLMの自動ルーティングにより、コストを管理しながらAIを運用できる環境を提供します。
今回のPoCでは、参加企業の皆さまと実際の業務を起点にAI社員チームを構築し、安全性とコスト管理を両立させながら、AIに任せられる仕事の範囲を具体化していきます。」
サービス概要

会社概要

本件に関するお問い合わせ
株式会社Managetech
株式会社Managetech 広報担当
お問い合わせフォーム:https://www.managetech.io/contact
メール:info@managetech.io
d190869-1-5c6c4f217b023fbc066be48a97a41d69.pdf
参考情報・出典
本リリースに記載した機能、料金、コネクタおよび会社概要は、以下の公開情報に基づきます。サービス仕様・料金・提供条件は変更となる場合があります。
・MIERU CREW 公式サイト:https://www.mierucrew.com/
・MIERU CREW マニュアル「RouteHubの設定方法」:https://www.mierucrew.com/manuals/routehub-settings.html
・MIERU CREW マニュアル「外部サービスをAI社員に操作させる(API / MCP連携)」:https://www.mierucrew.com/manuals/connector-operations.html
・MIERU CREW マニュアル「チャネルへの連携方法」:https://www.mierucrew.com/manuals/channels.html
・株式会社Managetech 会社概要:https://www.managetech.io/aboutus
※ 記載内容は本リリース配信時点の情報です。
※無料となるのはAI社員チームの設計・構築支援です。利用環境の準備費用、外部サービスの利用料、生成AI APIの呼び出し料金は、参加企業のご負担となります。
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