レベルファイブは9月17日、「LEVEL5 VISION 2026 II」で公開した一部PVについて、生成AIの使用による間違いや人的ミスがあったとして謝罪した。今後はAIの利用を効率化の範囲にとどめ、ユーザーに直接届ける映像では「直接の使用を避ける」と表明した。
「妖怪ウォッチ2 覇道」のイメージイラストでは、電線や自動販売機などの不自然さがAI生成ではないかとの指摘が出ていた。同社は、電線はデザイナーによる手描きで、自動販売機などもディテールを省略した際の人的ミスだったと説明。一方、一部映像では「安易なAI使用をしてしまった」と認めた。
日野晃博代表は9月12日にもXで、発表会を派手にするため「最新のAIを使った実験も兼ねた処理」を映像に組み込んだと説明し、謝罪していた。一方、シナリオやキャラクターデザイン、基礎設定などは人間が制作しており、発売するゲームに「安易なAI出力データ」は入っていないと強調した。
【AIの使用について・LEVEL5VISION2026Ⅱ】
— 日野晃博 (@AkihiroHino) September 12, 2026
今回、イベント内のでの映像についてAIを使用したため…
ゲーム業界では生成AIの導入が進む一方、キャラクターや背景などユーザーが直接触れるクリエイティブへの利用には根強い反発がある。Steamでも生成AIを使ったコンテンツについて開発者による申告が求められている。
レベルファイブはAIによる開発効率化を進め、現在約5年かかる大型タイトルの開発を2年まで短縮する目標を掲げる。一方で、ユーザー向けの映像ではAIの使用をやめる。効率化のメリットを取りながら、ゲームファンのAIに対する拒否感とも折り合いをつける線引きを選んだ形だ。
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