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Kindle漫画セール情報「推し漫」 第253回

【全巻220円】20年続いた一夜の麻雀の狂気『アカギ~闇に降り立った天才~』【Amazonマンガ週末祭】

2026年09月04日 16時00分更新

文● ムラリン 編集⚫︎ ASCII

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 9月第1週(9月4~6日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「口コミで話題の作品」特集。対象作品が全巻50%ポイント還元セールです。その中から、今回は福本伸行センセイの『アカギ ~闇に降り立った天才~』をご紹介。

赤木しげる伝説の幕開けを描く、壮大なるスピンオフ

 『アカギ』の鷲巣麻雀編が長いことは有名ですが、鷲巣との勝負が始まったのが1997年。そして決着は2017年。一晩の麻雀を、約20年描いています。『アカギ』自体の連載期間は約27年で、連載の4分の3ほどを、ほぼ一夜の勝負に使ったことになります。なにゆえこのような展開になったかと言うと、もちろん最初からそう予定されていたわけでもないようです。

 当時の編集者によれば、福本伸行センセイは、連載中に面白い展開を思いつけば、当初の構想を変えてでもそちらへ進むタイプだったそうで、実際、鷲巣麻雀では、血を戻せる場面でアカギがあえて戻さず勝負を続けたりして、編集すらもハラハラさせたそう。果ては鷲巣が臨死状態になって地獄へ行き、地獄での右往左往が単行本1冊以上続きます。せめて鬼と麻雀しろよと思わなくもない。

 そもそも赤木の初登場は、『天 天和通りの快男児』という別の作品で、しかも主人公ですらありませんでした。天貴史や井川ひろゆきの前に現れた強敵だったのに、登場した途端に主人公たちを食い、やがて物語の中心になってしまうほどのキャラクターに。その赤木の、さらに若き日を描くスピンオフとして始まったのが『アカギ』であり、それが27年続く連載になったのです。

 福本センセイは、赤木について登場時から「これ以上強い男はいない」と決めていたとも語っています。しかも『アカギ』の物語は『天』の前日譚なので、『天』を読んでいる読者なら、この少年が最終的にどういう人物になり、どんな最期を迎えるかまで知っています。結末が分かっている。主人公は最初から最強。それでも27年読ませ、そのうち20年を一晩の麻雀に使う。福本作品には規格外なものが多いですが、もう規格外にもほどがある作品、それが本作『アカギ』です。

 『カイジ』もそうですが、あまりにも展開が伸びすぎて、その後を追うのがしんどくなって途中離脱する人が多いのも、福本長編の特徴ですが、『アカギ』はすでに完結済み。今なら1冊440円均一のセール中(通常価格は880円前後)で、しかも、週末マンガ祭の対象作品になっており、実質1巻あたり220円で揃えることができます。鷲巣麻雀の決着を読み逃している人も、ぜひこの機会に。

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『天』に登場する赤木はだいぶ年齢が上なので、その間にまだ何か伝説がありそう

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アカギ ~闇に降り立った天才~
福本伸行 (著)
全36巻(完結)
15,840円(1巻あたり440円|通常価格は880円前後) +ポイント還元 7,920 pt (50%)
※価格・還元ポイントは記事掲出のものです。購入時には必ず現在価格と還元ポイントをお確かめください。

作品紹介 
 昭和33年、雨の夜。命懸けのチキンランから生還した13歳の少年・赤木しげるは、偶然入り込んだ雀荘で初めて牌を握る。経験がないにもかかわらず、異常な洞察力と勝負勘で熟練者のヤクザ者たちを圧倒。面子を潰されたヤクザ者たちは、プロの代打ちまで連れ出すが、アカギはそれすら倒してみせる。そのできごとをきっかけに、さらなる大勝負へともつれ、やがて裏社会の雀士たちとの命懸けの勝負へ身を投じていく。後に伝説となる赤木しげるの若き日が描かれる。物語の後半(と言っても第7巻以降)は、若き日のアカギ最大の、たった一晩の麻雀勝負、鷲巣麻雀での激闘が20年間に渡って描かれる。

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