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Kindle漫画セール情報「推し漫」 第250回

『こち亀づくし』は、両さんの行動原理を支える12のテーマで分類したGoodなセレクション集【Amazonマンガ週末祭】

2026年08月29日 17時00分更新

文● ムラリン 編集⚫︎ ASCII

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  8月第4週(8月28~30日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「イチオシ少年マンガ」特集。対象作品が全巻50%ポイント還元セールです。その中から、今回は秋本治センセイの『こち亀づくし』をご紹介。

 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』通称『こち亀』は、40年にわたって連載され、コミックスは200巻まで刊行されました。これまで、200巻の『こち亀』も何度かセール対象になっているのですが、流石に200巻買おう!はなかなか言い出せず(実は私も揃えておりません)、本来ならこうした抜粋編集版はあまりおすすめしないのですけども、『こち亀づくし』は割と良い再編集のされ方だなと思います。

 『こち亀づくし』は、『こち亀』を、切り口別に再編集したセレクションです。テーマは「金」「事件」「嘘」「祭」「旅」「遊び」「鮨」「SF」など、両津勘吉という人格を形成する全12ジャンル・12巻で構成されています。たとえば『金』には、両さんが漫画家になろうとしたり、占いで稼ごうとしたり、インターネットを使って商売を始めたりする話がまとめられています。

 つまりこれ、両さんが何をしたがっているかで、40年分を分類したベストセレクションなのです。

 新しいものを見つければ、とりあえず触る。金になりそうなら商売する。面白そうなら遊ぶ。勝負があれば参加する。このセレクションを見ると、時代が変わり、扱う道具が変わっても、両さんの欲望と欲求はほとんど変わっていないのが分かります。

 また、『遊び』の巻だけ見ても、ベーゴマやカンケリから、バーコード、テレビゲーム、プリクラまでが同じ一冊に収まっていて、どんな流行りの遊びであっても全力で向き合う両さんを通して、連載開始の1976年から連載終了時の2016年までの、40年に渡る日本の遊びの文化史として読むこともできます。

 長期連載を振り返ると「絵柄が変わった」「時代が変わった」という話になりがちですが、『こち亀づくし』は、200巻を横軸で切ったことで、逆に40年間変わらなかった両さんの行動原理を見せてくれる選集になっています。全12巻と揃えやすく、1冊に18作程度のエピソードが詰まった大ボリューム。50%ポイント還元なら、全巻揃えても実質 3000円強で揃えることができるので、たまに読み返したくなる『こち亀』として、手元に置いておくにはいいボリュームだと思います。

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あのエピソード、何巻に載ってたっけ? がないのもいい

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こち亀づくし
秋本治 (著)
全12巻(完結)
6,276円 +ポイント還元 3,144 pt (50%)
※価格・還元ポイントは記事掲出のものです。購入時には必ず現在価格と還元ポイントをお確かめください。

作品紹介 
 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の膨大なエピソードから、「金」「遊び」「旅」「鮨」「SF」などテーマごとに選んで再編集したシリーズ。年代や巻数を越えて似た題材の回をまとめることで、両津勘吉の金儲けへの執念や遊び好き、新しいものへの好奇心など、本編を順番に読むのとはまた違った形で『こち亀』の特徴を楽しめる。

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