アップルが開発中とうわさされる有機ELディスプレー搭載の新型MacBook Proには、M5シリーズの上位チップ「M5 Ultra」が搭載される可能性があるという。調査会社Omdiaのアナリスト、David Hsieh氏が7月に同社のイベントサイトに掲載した予測レポートを、米メディアMacRumorsが9月3日に発見して報じた。
同氏によると、アップルは今年3月にM5、M5 Pro、M5 Maxチップを搭載した液晶ディスプレー版のMacBook Proを発売していることから、2026年下半期に登場が見込まれる14.3インチと16.3インチの有機EL版MacBook ProにはM5 Ultraチップが搭載される可能性が非常に高いという。
なお、MacRumorsはこの有機EL版MacBook Proの発売時期を2027年初めまでとしている。
M5 Ultraは、2つのM5 Maxチップをつなぎ合わせて1つにしたアップルの最上位チップで、デスクトップ機のMac Studioにはすでに採用されている。これまでUltraチップを搭載したMacBookは一度も発売されたことがなく、実現すればMacBook史上初となる。
同氏はまた、有機EL版が登場しても現行のミニLEDを搭載した液晶版MacBook Proは数年間にわたって併売されると予測しており、液晶モデルは少なくとも2028年まで販売が続く見込みだという。有機ELディスプレーは液晶よりも製造コストが高いため、価格面での住み分けを狙った戦略とみられる。
この有機EL版MacBook Proは、「MacBook Ultra」というブランド名で発売されるといううわさもあり、MacRumorsはUltraチップを搭載する構成が用意されるとすればその名前にふさわしいと指摘している。
ただし、米メディアBloombergのMark Gurman記者は以前、これらのノートパソコンに搭載されるチップとしてM5 ProとM5 Maxしか挙げていないことから、MacRumorsは「期待しすぎないほうがよい」とも伝えている。
有機ELディスプレーにくわえて最上位チップまで載るとなれば、ノート型Macの頂点にふさわしい1台になりそうだ。さらに言うと、どこでもAIがブン回せるよう未来がやってくることになる(消費電力の確保については考えないものとする)。
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