アップルが開発中のiOS 27には、まだ発表されていないカメラの新機能が少なくとも5つ隠されているという。米メディアMacRumorsのフォーラムメンバーpdfu氏が9月5日にコードの調査結果を投稿し、同紙が9月7日に報じた。
同氏によると、iOS 27のベータ版のコードには、6月の開発者会議WWDC26で発表された内容よりも幅広いカメラの改良が含まれており、今週発表される新型iPhoneにあわせて、あるいは将来のアップデートで登場する可能性があるという。
1つ目は、撮影中に写真の明るさの偏りをグラフで確認できる機能だ。画面のどの部分が暗すぎるか、明るすぎるかを棒グラフのように示す「ヒストグラム」と、同じ情報が画面のどの位置にあるかを形で示す「波形」の2種類が用意されている。
2つ目は、カメラのプレビュー画面に撮影の手助けとなる情報を重ねて表示する機能だ。ピントがあっている被写体の輪郭に色をつけて見やすくする「フォーカスピーキング」と、明るすぎて白く飛んでしまいそうな部分を単色や点滅、ナナメの縞模様、市松模様などで警告する表示が確認されている。
3つ目は、セルフタイマーで複数枚の写真を続けて撮影する機能だ。1枚撮るたびに写真の保存を待たずにすぐに次のカウントダウンが始まる仕組みになっており、間を空けずに連続で撮影できるという。
4つ目は、ピント合わせを自動任せにせず、自分で位置を決めて固定できる「マニュアルフォーカス」だ。アップルの動画撮影アプリFinal Cut Cameraにはすでに似た機能があり、iOS 26にもピント調整用のスライダーが存在していたが、iOS 27のベータ1で削除された。
ただしピントを固定するコードそのものは残っており、iOS 27以降のiOSを最初から搭載した状態で発売される機種でしか動かないよう制限がかけられているという。つまり、現行のiPhoneでは使えない仕様だ。
5つ目は、レンズに取り込む光の量を調整する穴の大きさ、いわゆる「絞り」の設定に応じて写真の補正を切り替える処理だ。従来のiPhoneは絞りの大きさが固定されているが、iOS 27では絞りの値にあわせて最大4つの基準データをもとに補正できるようになっているという。なおpdfu氏は、基準データが4つあることが「新型iPhoneの絞りが4段階であることを意味するわけではない」との注意も伝えている。
iPhone 18 Proには絞りを変えられるメインカメラが搭載されると広くうわさされている。同紙は、これらの隠し機能がほかのiPhoneでも使えるようになる可能性はあるとしつつ、絞りに関する処理が含まれていることから、少なくとも一部は新型モデルとともに登場するのではないかとみている。
なお、5つの機能はいずれも現在のベータ版ではユーザーが使える状態にはなっておらず、アップルが9月のリリースで一部または全部を見送る可能性も残っている。
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