アップルは2026年9月に発表するとうわさの「iPhone 18 Pro」シリーズに搭載する有機ELディスプレーについて、調達価格を前モデルから約4割引き下げたという。韓国メディアDealSiteが8月10日に報じた。
同紙によると、アップルはパネルを供給するサムスンディスプレーとLGディスプレーに対し、iPhone 18シリーズ向け有機ELパネルの価格を前モデルより大幅に引き下げるよう要求。
昨年発売されたiPhone 17 Pro Max向けパネルが1枚あたり約110~120ドル(約1万7千~1万9千円)だったのに対し、今年は同クラスのパネルが約68ドル(約1万1千円)になったという。同紙はこれを「ほぼ半値」と表現している。
値下げ要求の背景にあるのは、メモリーチップの価格高騰だ。AI用データセンターの建設ラッシュでメモリーの需要が急増した結果、iPhoneなどのスマートフォンに搭載されるメモリーの価格まで上昇している。
メモリー価格の上昇分をすべて製品価格に反映するのは難しいため、アップルはディスプレーやカメラモジュールなど他の部品のコストを削って製造原価の上昇を抑えようとしているとのこと。
一方でパネルメーカーにとってはつらい話だ。iPhone 18 Proのディスプレーには従来のLTPO(低温多結晶酸化物)パネルよりも電力効率を高めた「LTPOプラス」という技術が採用される見込みで、作るのが難しくなっているにもかかわらず価格は下げざるを得ず、業界からは「泣く泣く応じるしかない」との声も出ているそうだ。
もっとも、それでもiPhone 18 Proシリーズの値上げは避けられない見通しだ。米メディアMacRumorsが8月12日に伝えたところによると、市場調査会社は米国での販売価格が前作から200~300ドル(約3万2千~4万8千円)上がると予想しており、その場合iPhone 18 Proは最大1399ドル(約22万円)、iPhone 18 Pro Maxは最大1499ドル(約24万円)からになる可能性があるという。
アップルは9月にiPhone 18 Proシリーズと折りたたみ式iPhoneを発表するとみられており、正式な価格がわかるまであと1ヵ月。部品コストの削減で、値上げ幅が少しでも小さくなることを祈りたい。
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