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Kindle漫画セール情報「推し漫」 第227回

ちばてつやvs梶原一騎、巨匠どうしのガチンコから生まれた名作『あしたのジョー』が全巻50%還元【Amazonマンガ週末祭】

2026年08月08日 16時00分更新

文● ムラリン 編集⚫︎ ASCII

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  8月第1週(8月7~9日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「アツいスポーツマンガ」特集。対象作品が全巻50%ポイント還元セールです。その中から、今回はあの名作『あしたのジョー』をご紹介。

 原作・梶原一騎(高森朝雄名義)、漫画・ちばてつやのコンビで描かれた名作『あしたのジョー』ですが、実はこの漫画、梶原センセイの原作そのままではなく、ちばセンセイが結構改変して作画していたらしいです。

 特に、物語の冒頭、梶原原作では、すでにジョーがジムで打ち合う場面から始まっていましたが、ちばセンセイは、子どもが主人公の世界へ入りやすいように、ジョーがドヤ街へ現れるところから描き始めます。連載開始から数回に渡り原作を使わなかったため、梶原センセイは激怒し、一時は降板騒ぎになったのだとか。その後、ちばセンセイが改変意図を説明し、梶原センセイもそれに納得したため、事なきを得たそうですが、『あしたのジョー』の連載開始時、1968年の梶原一騎といえば、すでに『巨人の星』が大ヒットして巨匠原作者だったのにもかかわらず、その原作を無視して描き始めるちばセンセイもすごいです(笑)。ちばセンセイも、ジョーの前に、すでに『ハリスの旋風』や『みそっかす』(あかねちゃん)がアニメ化されるなどしてすでに売れっ子でしたからね。

 そんなスタートを切った『あしたのジョー』でしたが、連載開始から2年後にはアニメ化もされ大ヒット。そして1973年まで連載は続くのですが、今もファンのあいだで議論を呼ぶ、ジョーが真っ白に燃え尽きるあの最終回。あれも梶原センセイの用意した原作とは違い、ちばセンセイが死闘のあとに言葉で勝敗を説明することに違和感を持ち、現在知られる静かなラストへと変更。梶原センセイも了承し、結果として、今も語り継がれる、伝説の最終回になりました。伝説には伝説的なエピソードがあるもんですねぇ。

 ちばセンセイの他の著作は、コルクに販売移管されて比較的安く手に入りますが、この『あしたのジョー』だけは、今も講談社が販売を行っており、こういったセールがないとなかなか安価に読めません(それどころか価格改定があって定価が上がってます)。この機会に、ぜひ伝説の漫画を堪能してください!

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あしたのジョー
高森朝雄 (原作), ちばてつや (著)
全20巻(完結)
11,880円 +ポイント還元 5,940 pt (50%)
※価格・還元ポイントは記事掲出のものです。購入時には必ず現在価格と還元ポイントをお確かめください。

作品紹介 
 東京のドヤ街へ流れ着いた孤児の少年・矢吹丈。喧嘩に明け暮れる丈の身のこなしを見た元ボクサー・丹下段平は、その才能にほれ込み、ボクシングを教えようとする。

 しかし丈は詐欺事件を起こして少年院へ送られる。そこで出会ったのが、白木ジムの期待を背負うエリートボクサーであり、冷静で圧倒的な強さを持つ力石徹だった。力石に敗れた丈は、彼へ借りを返すため、段平から送られる「あしたのために」と題した手紙を頼りにボクシングを学び始める。

 出所後、丈はプロボクサーとなり、ウルフ金串ら強敵と対戦。やがて階級差を越えて、力石との決戦が実現する。だが、その試合は二人の人生を決定的に変えてしまう。

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