家族や周りにACコンセントを提供してくれる心強い存在
新幹線や飛行機の座席では、超小型充電器と1.2mほどのケーブルだけを身につけ、大型の多ポート充電器はトランクに入れる。そして目的地に着いたらTap001を展開する。移動中に使った小型充電器も家族や友人が持つ充電器も、3つのACコンセントで受け入れられる。この懐の広さこそTap001の面白さだ。
壁側にACコンセントが1個しかない新幹線なら、Tap001から隣席の乗客へ1口貸すこともできる。ただし充電器を追加するほど一族は大きく重くなり、壁面からの落下リスクも増える。プラグ根元のトラッキング防止用絶縁カバーが摩擦を多少増やしてくれそうだが、本来は火災予防の構造であり、脱落防止機能ではない。車内では無理に空中増築せず、延長コードや安定した設置場所も考えたい。
テーブルタップ型を除けば、筆者にとって初めてのACコンセント付きUSB充電アダプターである。最大20Wの数字だけを見れば、高出力競争から一歩引いた製品に見える。しかし旅先で本当に困るのは、充電速度よりコンセントとポートの数であることも多い。
Tap001は自分の機器だけを最速で充電する孤高のアスリートではない。家族や友人、ときには隣席の乗客が持つ充電器まで受け入れる、小さな電源ステーションである。今後は旅行や出張に必ず携帯して、その懐の広さを試してみたい。ただし親切心で充電器を次々と挿し、壁から家系図ごと落下させないよう注意は必要だ。

今回の衝動買い
・アイテム:CIO Mate Tap001 電源タップ
・購入:Amazon.co.jp
・価格:2030円
T教授
日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第888回
トピックス
9万円超のRay-Ban Metaを衝動買いしてわかった「AIグラスの現実」 -
第887回
トピックス
「もし初代Swatchが四角だったら?」そんなifを楽しめるアナログ腕時計を衝動買い -
第886回
トピックス
秋葉原で見つけた技適認証済みの電子バッジを衝動買い -
第885回
トピックス
USBケーブルとテスターの衝動買いが増えるほど、混沌の沼にハマってゆく -
第884回
トピックス
4台も衝動買いしてやっとわかった「スマートAIグラスの光と影」 -
第883回
トピックス
「Rokid スマートAIグラス」を衝動買い 周辺ツールが育てるAIグラス -
第882回
トピックス
「Rokid スマートAIグラス」はスマホ時代の電力インフラを味方につけたAIグラス -
第881回
トピックス
「Rokid スマートAIグラス」を衝動買い 「Rokidは同じ景色を共有してくれるAIコンパニオンだ」 -
第880回
トピックス
満充電で自らプラグを抜くアダプターの真打ち「KUWAJIA」を衝動買い -
第879回
トピックス
満充電で自らプラグを抜く!? 1個1200円の自立型「自動切断アダプター」を衝動買い - この連載の一覧へ














