壊れにくいG-SHOCKから、ズレにくいG-SHOCKへ。
カシオ計算機は6月4日、G-SHOCKの航空コンセプトライン「GRAVITYMASTER」の新製品として「GWR-B3000」を発表した。7月10日発売で、価格は11万円から。
新開発のムーブメント「TOUGH MVT. 2」を採用した。従来のソーラーアナログムーブメント「TOUGH MVT.」の流れを受け継ぎつつ、衝撃と磁場に自律的に対応する機能を加えた。
衝撃を受けたときは、衝撃検知付き針位置自動補正機能が働く。従来のように一定時間ごとに補正するだけでなく、強い衝撃を検知するとすぐに針位置を自動補正し、正しい時刻表示を保つという。コックピットのように振動や衝撃が重なる環境を想定した機能だ。
磁場対策も導入して、強い磁場を感知すると針の動きを一時停止し、基準位置からずれるのを防ぐようになった。磁場がなくなると通常の動作に戻るという。
もちろん耐久性にもこだわりがある。AIを活用した耐衝撃構造の解析技術で、落下衝撃、遠心力、振動を複合的にシミュレーション。各パーツを最適化し、樹脂製の緩衝材と金属射出成形法による精密な金属パーツを組み合わせた「デュアル中空構造」を採用した。
また、新開発のマットダイアルは、微細な表面加工で入射光を拡散し、反射を抑えるよう設計されている。直射日光下でも時刻を読み取りやすくして、操縦中に瞬時に確認することを意識したものだ。
デザインは、ジェット機の音速をイメージしているという。
G-SHOCKは「壊れにくさ」の象徴だったが、GWR-B3000はさらに「ズレにくさ」を加えてきた。衝撃が加わっても自力で立て直す力が、新たなG-SHOCKのタフネスとして再定義された。
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