見た目の意味で“置きやすい”スポットクーラーが出た。
ニトリは5月下旬、工事不要で使える「ポータブルクーラー(NR-101ON)」を発売した。価格は3万4900円、カラーはライトグレーとダークグレーの2色だ。
いわゆるスポットクーラーだが、インテリアと調和するデザイン性を出しているのが特徴。前面パネルにファブリック素材を使って白物家電っぽさをおさえ、まわりの家具となじみやすくした。
仕組みは一般的なエアコンと同じコンプレッサー式だが、壁に穴を開けたり、室外機を設置したりする必要はない。付属の排気ダクトと窓用のダクトパネルを取り付け、排気を屋外に逃がせば、コンセントにつないで使える。賃貸住宅や、エアコンを増設しにくい部屋向けだ。
冷風モードの設定温度は16〜32度。室内の湿度を下げる除湿モード、空気を循環させる送風モード、おやすみ設定、1時間単位のタイマーも備える。リモコンも付属する。
冷風モードでは、運転時に出るドレン水を本体内部で蒸発させるノンドレン構造を採用。通常使用では排水ホースを気にせず使える一方、湿度が高い環境で内部タンクが満水になると自動停止する。除湿モードでは、付属のドレンホースを使って連続排水できる。
本体サイズは約幅303×奥行286×高さ696mm、重さは約20.5kg。キャスター付きで部屋間の移動が可能だ。冷風能力は50Hzで2.3kW、60Hzで2.6kW。定格消費電力は50Hzで880W、60Hzで950Wだ。
ニトリでは2025年に一部店舗でポータブルクーラーを販売し、反響があったという。いかにも家電然とした見た目が多いスポットクーラーの世界にデザイン性を持ち込んだのが、“お値段以上”のポイントだろう。
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