KDDIは、2026年3月期決算説明会を開催。その質疑応答で同社代表取締役社長 CEOの 松田浩路氏は、今年9月末で期限を迎える楽天モバイルのau網へのローミングについて、「当初の役割を終えたのではないか」として、終了を前提にした話し合いをしていることを示唆する発言をした。
2020年春に第4のキャリアとして携帯電話事業に新規参入した楽天モバイルは、全国的にサービスエリアを拡大するまでの期間という前提で、auネットワークにローミング接続を実施。2023年6月にこのローミングに関する協定を更新して、当初予定の2026年3月までから同年9月までに延長するとともに、東名阪都市部の一部繁華街や人口過疎エリアでのローミングを継続してきた。その期限が半年後に近づいており、両社がどういう対応をするかに注目が集まっている。
楽天モバイルのサービスエリア。薄いピンクはauローミングによる「パートナー回線」で提供されている場所となる。人口が少ない場所が中心ではあるが、楽天モバイルにとってはかなり厳しい状況となることは間違いないだろう
この件について、松田社長は「楽天のエリアも全国に広がってきており、当初の役割を終えたのではないか」「現在、10月以降にどのような協調ができるのか協議している最中」と、ローミング契約を延長しないことを前提にした話し合いの途中であるとうかがわせる発言をした。
また、「楽天モバイルのお客さんがお困りになるようなら副回線の形だったり、基本料0円のpovoなどでご支援できないかと思っている」と、こちらも楽天のサービスではない形での救済策を検討していることも明らかにした。
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