データの保存先として進化を続けてきたNAS(Network Attached Storage)。今、そのNASが「データの保管」という枠を超え、高度なセキュリティーセンターとしての役割を担い始めている。
ここではQNAPのNASを使っているユーザーであれば、手軽に利用できる監視カメラソリューションについて紹介する。
QNAPの最新監視ソリューション「QVR Surveillance」は、これまでの「QVR Pro」「QVR Elite」などのアプリを統合し、複雑なライセンス体系を整理したものだ。企業だけでなく個人ユーザーでも「無料かつ高機能」に監視カメラ環境を構築できるアプリへと進化した。
自宅の安全のために監視カメラを導入したいという人は、ぜひQNAP NASと組み合わせた方法を検討して欲しい。単に映像を録るだけではない、NASと連携させるからこそ実現できる「賢い防犯」術について紹介していこう。
「録り逃し」を許さないSDカード録画との決定的な違い
個人でも買える、IP(ネットワーク)カメラが普及し始めている。
多くのカメラは、SDカードスロットを備えており、動画をシンプルに記録できる。しかし、ここには大きな落とし穴もある。SDカードは容量に限りがあるため、記録できる時間に制限がある。データを節約するために、多くの場合は「動きがあった時だけ」録画する設定にせざるを得ない。
また、防犯用として利用する際、侵入者がSDカードを抜いてしまうと証拠映像が残らず意味がなくなってしまうという問題もある。
この手のカメラには、クラウド上にデータを保管するサービスを用意しているケースも多い。ただし、毎月費用がかかるのと、容量の壁があることには変わりがないので、長期的な運用を考えると、二の足を踏んでしまう。まして、複数台設置して利用しようとしたら、かなりの出費になる。
そこで登場するのがNASだ。
これに対して、映像の保存先が大容量HDDを搭載したNASであれば、大容量のデータをバックアップできるし、容量を自分で調整することもできる。「常時録画」をしても長時間の保存が可能なため、SDカードよりは短期間での自動削除による過去の記録消滅の心配はなくなる。ONVIF 規格に対応したIPカメラであれば、RTSPプロトコルを介して基本録画が可能で、カメラメーカーを統一することなく複数のカメラを一元管理できるのもNASを利用するメリットである。
もちろん、NASを新規に導入する場合は、ある程度の初期投資が発生するが、すでにQNAPの対応NASを導入しているユーザーであれば、無料から手軽に使用できるし、クラウドサービスに契約し、サブスクで毎月出費することを考えると、長い目で見ればもとは取れるのではないだろうか? ローカルへの映像保管であれば、流出の危険を低減できる。
防犯カメラとしての利用はもちろん、ペットカメラとして設置したときに動いたときだけでなく寝姿も残したいという場合は、映像を集約する「受け皿」としてNASを活用するのが賢い選択だ。
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