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みやさとけいすけの工具探検隊 第126回

精密ネジ、締めすぎてない? 自動で止まる電動ドライバーのありがたみ

2026年04月13日 18時00分更新

文● 宮里圭介 編集●こーのス/ASCII

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●トルク設定通りに止まってくれるのが何よりイイ!

 電動精密ドライバーのトルクはそこまで強くないですが、木やプラスチックといった柔らかい素材にねじ止めする場合は注意が必要。しっかり締めようと力を入れたら空回りし、ネジ穴が壊れていた……なんてことになります。

 これを回避するには、軽い力で回すしかありません。トルク調整できない電動精密ドライバーの場合は、締めきる直前で止めて最後は手回しする、というのが常套手段。このほか、本体を軽く握り、ネジが重たくなったら本体側を空回りさせて力を逃がすというテクニックもあります。

 ただ、これらの方法はちょっとした不注意で締めすぎになるため、万能ではありません。また、押し付ける力が弱くなるとネジの頭をなめてしまうため、力を抜きすぎるのも問題。慣れればちょうどいい感じに力を抜けますが、それでも失敗は起こります。

 その点、トルクを設定できる電動精密ドライバーであれば、締めすぎを確実に回避可能。とくに、小さなネジの多い精密機器や電子機器をいじることが多いなら、このありがたみが身に染みます。

 この1点だけでもS40は十分な魅力がありますし、本体が細くて短くコンパクトというのもいいところ。具体的には、手のひらを押し当てながら回転ボタンに指が届くため、押し付けて回しやすいのです。

強く押し付けて回すというのが、片手で簡単にできる短さ

 ウチにある電動精密ドライバーは長いため、片手で押し付けて作業することができません。また、重心が高くてブレがちになるので、使いやすさの面でもS40が圧倒的に上だと感じました。

 電動精密ドライバーは数千円から買えるため、一般販売予定価格1万1400円というのは高め。とはいえ、トルク調整できるというのは大きな魅力となるため、それだけの価値はあります。ここに魅力を感じるのなら、早割ぶんが残っているうちに応援購入するのがよさそうです。

おまけ:ビットを着けたままでもケースに収納できるのが、地味に便利でした

●お気に入りポイント●

・トルク調整が細かくでき、自動で停止

・2種類のビット規格に対応可能

・インパクト機能がかわいい

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この記事を書いた人──宮里圭介

 PC系全般を扱うフリーランスライター。リムーバブルメディアの収集に凝っている。工作が好きだが、最近あまり時間が取れないのが悩み。

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