大学のDXやAI活用の話を聞く機会も増えてきた。
だが、その規模の大きさはまちまち。全学的な基盤整備として大規模に投資を進める大学もあれば、特定の学部や研究室単位で実証的に導入を進めるケースも少なくない。
前者は教育・研究・事務のあらゆる領域を横断的に変革するポテンシャルを持つ一方で、組織の合意形成や運用体制の構築に時間を要する。後者は機動力に優れるものの、取り組みが部分最適にとどまり、全体としての成果が見えにくいという課題を抱えやすい。
そんな中、今回慶應義塾が発表した動きは、ちょっと”レベル”が違う。
なんと慶應義塾は、全教職員にNotionを導入し、168年分の知的資産をまとめてAIに学習させるという、かなり大胆なプロジェクトを始動させたのだ。
この取り組みのどこがすごいのか。
ポイントは、単なるツール導入ではなく、「大学に蓄積された知識そのもの」をAIで使える形にしようとしている点だ。これまでバラバラに存在していた情報やノウハウが横断的につながれば、意思決定のスピードも質も一段上がる可能性がある。
慶應義塾の今回の一手は、大学DXの次のフェーズを示す動きとして、話題を集めていきそうだ。
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