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Kindle漫画セール情報「推し漫」 第87回

怖い話はハッピーエンドじゃないほうがいい『学校怪談』高橋葉介の傑作ホラー短編集が全巻99円!【Kindle漫画セール情報】

2026年03月27日 17時00分更新

文● ムラリン 編集⚫︎ ASCII

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 「登校拒否してる相沢さ、こないだ俺の下駄箱の中にいたぜ」

 どういう発想だよ!!!(褒め言葉)と思わずにいられない、学校の怖い話を集めた短編集、高橋葉介センセイの『学校怪談』が全15巻が1冊99円のセール中です。安っ!

 私の小中学校時代の一番の怪談話といえば「口裂け女」でした。当時はネットなんてもちろんなかったので、怪談話は基本口伝で伝わってくるのですが、一番最初に口裂け女の話を聞いたのは、他校の生徒も通う塾でのことだった気がします。その話を聞いた日はあたりをキョロキョロと見ながら夜道を自転車でかっ飛ばして帰宅し、翌日の学校はもうその話でもちきりでした。次の日曜日にはデパートへ人生初の整髪料を買いに行き(口裂け女はポマードの匂いが嫌いという設定だった)、学校や塾へも肌身離さず持ち歩いたっけ。今の学校には怪談話ってあるんでしょうか。いつでもネットから情報が入ってくる今、学校でどんな話が飛び交っているのか、ちょっと興味ありますね。

 さて、高橋葉介センセイはホラー・オカルト作品が多いですが、高橋センセイの漫画の登場キャラって、基本的に怪異に遭ってもあんまり怖がらないんですよね。驚きはするけど。だから読者も、怖いけどつい読んじゃう、みたいな魔力があると思うのです。高橋センセイも、「ほ~ら怖いだろ?」というより、「こんな話、面白くない?」というノリで描いてるような気がします。あと、作中で起こる怖いことをあんまり解決しないというか、基本怖いまま放置する傾向が強い。読後いつまでもしこりが残る感じ。本作も、このバランスが素晴らしく、めちゃくちゃ怖面白いですよ。

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怖いより面白いが勝つ学校にまつわる怪奇の数々

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学校怪談
高橋葉介 (著) 
全15巻(完結)
1,485円(1巻あたり99円)
※価格・還元ポイントは記事掲出のものです。購入時には必ず現在価格と還元ポイントをお確かめください。

 
作品紹介 
 学校で起こる、ぞっとする怪奇現象を描いたオムニバス・ホラー漫画。基本的には学校を舞台にしたホラー短編集ですが、第6巻以降は、ガイド役というか対怪奇要員として、霊能力を持つ九段九鬼子先生が登場し、『地獄先生ぬ~べ~』的な展開に。個人的には前半のただただ怖い怪談話を聞かされているような構成のほうが好みですが、九段先生の登場以降も、ぬ~べ~のようにガツンとお化け退治してハッピーエンドみたいな話ではないところがヨイです。全15巻に264話が収録されていますが、どの話もちょっとした後味の悪さ、不条理な恐さで満ちている、高橋葉介センセイらしい作品です。

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