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科学技術振興機構の広報誌「JSTnews」 第78回

【JSTnews3月号掲載】NEWS&TOPICS 開催報告/戦略的創造研究推進事業 情報通信科学・イノベーション基盤創出(CRONOS)

情報通信科学分野の革新的技術の創出を見据え、JSTと情報通信研究機構(NICT)が業務連携

2026年03月12日 12時00分更新

文● JST未来創造研究開発推進部

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 私たちの生活や経済活動を支える情報通信技術は、日本の持続的成長に欠かせない基盤です。JSTの情報通信科学・イノベーション基盤創出(CRONOS)は、Society5.0以降を見据えた革新的な技術創出に取り組み、情報通信研究機構(NICT)は、Beyond 5G時代を見越してネットワークやプラットフォームの技術検証・社会実証を可能にする「NICT総合テストベッド」を産学官に提供してきました。テストベッドとは、新しい技術やシステムを試すための実験環境のことです。

 こうした中、JSTとNICTは1月27日に「NICT総合テストベッドと戦略的創造研究推進事業CRONOSの業務連携・協力に関する協定書」を取り交わしました。この連携により、CRONOS研究者がNICTのテストベッドを円滑に活用できる体制が構築されます。具体的には、NICTがCRONOS研究者向けのテストベッド利用スキームを整備し、手続きの簡略化やリソースの優先的な割り当てなどを行います。さらに、両者によるシンポジウムやワークショップの開催などを通じて、イノベーションにつながる有望な研究課題や成果の発掘、およびそれらの推進・展開に向けた情報交換や支援を手がけます。

 この協定により、双方のこれまでの取り組みを有機的に連携させ、情報通信分野における基礎研究から社会実装まで一貫した研究開発を推進し、日本の情報通信技術の強化と社会変革につながる成果の創出を促進します。なお、CRONOSでは3度目となる新規研究プロジェクトの募集を2026年3月に開始します。詳細は下記募集ページに掲載中です
https://www.jst.go.jp/kisoken/cronos/koubo/2026/index.html

        JST金子博之理事(左)、NICT阿久津明人理事(右)。

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