このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

保険やリース業界にも広がるオファリングソリューションの現在地

2030年度までに売上2000億円を目指す 富士通、初年度堅調の金融業界向け「Uvance」を拡充中

2026年02月25日 14時45分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

2030年度までに2000億規模のビジネスへ拡大

 このように、2025年に立ち上げたUvance for Financeは急速に拡大しており、2025年度の売上も当初目標の700億円を上回る800億円以上に達する見込みだ。今後も7つのカテゴリのオファリングを拡充しつつ、Uvanceの別領域のオファリングとも連動させ、金融業界に対する価値提供を高めていく。最終的には、2030年度までに「2000億規模」のビジネスへ成長させることを目標としている。

 「(この目標達成においては)銀行をはじめ、保険、リース、クレジット業界における基幹システムのクラウド化に対する期待が非常に大きい。そして、クラウド上に溜まったトランザクションを活用するデータ・AIビジネスが押し上げることで、毎年120%ほどの成長を継続していきたい」(八木氏)

 こうした成長の鍵となるコアソリューションの市場シェアについて、Uvance for Financeの立ち上げ時に、10年後の2035年までに、ネットバンク勘定系システムで31%から50%以上へ、営業店システムで34%から50%以上へ引き上げる目標を掲げた。今回紹介した保険基幹システムでも10%から30%以上、リース基幹システムでは20%から40%以上のシェア拡大を目指している。

各コアソリューションで市場シェア拡大を目指す

 そして2026年度は、xBankやFujitsu Cloud for Insurance Japan Editionを中心としたコアソリューションおよび、Embedded Financeによるクロスインダストリーの推進に注力していく。八木氏は、「金融機関のDXを支援する戦略パートナーとして、見えない安心が誰にでも届く社会を、デジタルを駆使したイノベーションで実現していきたい」と締めくくった。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    TECH

    訓練だとわかっていても「緊張で脇汗をかいた」 LINEヤフー、初のランサムウェア訓練からの学び

  2. 2位

    ITトピック

    若手が言わない“本音の退職理由”上位は/「データ停止は景気後退よりも企業の脅威」6割/クライアントに告げずAI活用するフリーランス、ほか

  3. 3位

    ビジネス・開発

    最悪のシナリオは「フィジカルAI」による基幹産業の衰退 日本の勝ち筋は、“同期技術”と“ドメイン知識”

  4. 4位

    Team Leaders

    ファイル名が命名規則に合っているかの自動チェック、Power Automateのフローで実現しよう

  5. 5位

    TECH

    “GPUなし”ノートPCで動くLLMで、ローカルAIエージェントを自作する

  6. 6位

    TECH

    糖尿病超早期を採血なしで検出、予防へ! 代謝や臓器のつながりに着目した予防法開発

  7. 7位

    ビジネス

    廃校がAIの心臓部に!? 地方の遊休施設を「AIデータセンター」に生まれ変わらせるハイレゾの挑戦がアツいぞ

  8. 8位

    データセンター

    液冷技術の最先端が集うイノベーションラボ「DRIL」、印西のデータセンターに現わる

  9. 9位

    TECH

    業界横断で“サイバー攻撃から供給網を死守” NTT・アサヒ・トライアルらが「流通ISAC」始動

  10. 10位

    Team Leaders

    バックオフィス業務もAIに“丸投げ” マネーフォワードが「Cowork」機能を2026年7月に投入へ

集計期間:
2026年04月08日~2026年04月14日
  • 角川アスキー総合研究所