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石川温のPCスマホニュース解説 第271回

「石川さんに3000円振り込んで」住信SBIネット銀、AIに頼むだけの新サービス開始へ

2026年02月27日 07時00分更新

文● 石川温

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BaaS提供先にもAI機能展開か

 今回のNEOBANK aiは、構想を含めておよそ1年で開発したという。

 当初は外部パートナーへの委託も考えたが、コストや開発期間などから断念し、社内の5〜6人のチームでの内製化に切り替えたという。

 AIエンジニアだけでなく、APIの仕様やエンジニアリングまで理解して実装に関われるスキルを持ったデザインエンジニアが携わり開発を進めてきた。

 そもそも、住信SBIネット銀行は、「JAL NEOBANK」など他社に銀行機能を提供するBaaSに強い銀行だ。他社に銀行機能を提供するため、様々なAPIがすでに存在していた。そうしたAPIをベースに生成AIと組み合わせることで、今回のNEOBANK aiをスピーディに開発することができたようだ。

 NEOBANK aiはいまのところは未定だが、将来的にはJAL NEOBANKなどBaaSを提供する他社にも展開する可能性もゼロではないようだ。

 銀行アプリの操作体系を音声やテキストなどAIに任せることができるようになると、他のアプリから簡単に銀行機能を呼び出すことも可能になる。例えば、JALマイレージバンクアプリを開きながら、JAL NEOBANKの残高を知るなんてことも簡単になるはずだ。

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