遠隔画像診断サービスに患者向け「わかりやすい画像診断レポート」追加提供開始 専門用語をわかりやすい言葉に置き換え
株式会社ワイズ・リーディングは2月13日に、遠隔画像診断サービス「Y's REPORT」および「Y's REPORT CLOUD」に、患者向けに専門用語をわかりやすい言葉に置き換え、補足情報を加えた「わかりやすい画像診断レポート」を新オプションとして追加し、2月1日から提供を開始した。同サービスは、医師向けの専門的なレポートに加えて、患者が理解できる補足レポートをセットで提供するというもの。医療機関・健診施設(人間ドック)が抱える患者説明の負荷軽減と、受診者の理解促進と満足度の向上を両立し、より良い医療体験の実現に貢献するとしている。
開発背景には、医療現場が抱える「説明のジレンマ」があるという。画像診断レポートには、「白質病変」「ラクナ梗塞」など専門用語が含まれており、医学的には正確であっても、患者には伝わりにくいケースが少なくない。結果、患者にとって「よくわからないが、何か悪いことが書いてある気がして不安」といった心理的負担につながることもあるそうだ。一方で、医師側も丁寧な説明をしたい反面、外来時間の制約というジレンマを抱えているという。同社では、遠隔画像診断の現場で培った知見をもとに、「説明の質」と「現場の効率」の両立を目指して、同サービスの開発に至ったとのこと。
「わかりやすい画像診断レポート」では、従来の「医師(主治医)向けレポート」に加え、「患者向けレポート」をワンストップで納品。診療における説明補助資料としてはもちろん、人間ドック・健診の結果報告としても活用可能とのこと。
特徴は、放射線診断専門医が作成した所見をもとに、一般の人でも理解しやすい表現に自動的に整理・変換すること。例えば、「両側基底核に陳旧性ラクナ梗塞を認めます」という初見を、「脳の血管に小さな詰まりの跡が見られますが、現在は落ち着いている古いものです。緊急の心配はありませんが、生活習慣の改善を心がけましょう」 などへ補足説明を追加。
また、「精密検査の必要性」「緊急性の目安」「日常生活での注意点」などを整理して提示することも特徴の一つ。患者がレポートを持ち帰った後も、内容を理解し振り返ることができるとしている。主治医はレポートをそのまま患者に渡せるほか、モニターで見せながら説明することもでき、医師の業務効率化にも寄与するとしている。




























