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石川温のPCスマホニュース解説 第270回

楽天モバイル、黒字化の裏で不満噴出 通信設備に“2兆円投資”必要か

2026年02月17日 07時00分更新

文● 石川温

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2兆円規模の投資が必要に?

 他社の場合、様々な周波数帯を豊富に持っているため、1つの基地局に複数の異なる周波数帯のアンテナを立てることができ、トラフィックを分散させやすい。

 一方、楽天モバイルはメインが4Gの1.7GHz帯であり、いかに5Gとして使っている3.7GHz帯にトラフィックを流していくかが重要となる。所有する周波数帯が限られるため、いかに基地局を数多く打つかが勝負と言えるのだ。

 既存3社が全国に30万以上の基地局を配備する中、楽天モバイルは10万程度に留まっている。楽天モバイルはこれまで1兆3000億円程度、設備投資をしてきたようだが、他社並みにするには、あと2兆円以上の設備投資が必要になるのかもしれない。

 

筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)『未来IT図解 これからの5Gビジネス』(MdN)など、著書多数。

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