AI要件定義「Acsim」、複数の業務フローを作成・管理可能な機能「複数業務フロー」提供開始
株式会社ROUTE06は2月12日に、同社が提供するAI要件定義「Acsim(アクシム)」において、1つのプロジェクト内で複数の業務フローを作成・管理を可能にする機能「複数業務フロー」の提供開始を発表した。複雑になりがちな大規模プロジェクトの業務フローを分割して設計することで、全体を構造的に整理可能になり、要件定義の品質向上と効率化を両立するという。
「Acsim」は、属人化しやすい要件定義において、AIが推進者の思考を補完・強化し、誰もが要件定義できるように支援する生成AIプラットフォーム。現状把握や課題抽出、改善方針提示、本格的なプロトタイプ構築、稟議支援、設計書の自動出力まで、要件定義に必要なプロセスを一貫して支援する。
新機能「複数業務フロー」は、1つのプロジェクト内で複数の業務フローを用途や業務単位ごとに分割し、それぞれを独立して作成・管理できる仕組みを提供する。
同機能では、部門横断で複雑化した業務プロセスを論理的な単位で分割し、独立した業務フローとして設計・管理。これにより、従来1枚の業務フロー図では把握が難しかった業務全体の構造を、段階的に整理しながら設計できるとのこと。
また、業務フローごとに独立して管理できるため、部分的な修正や更新時にも変更の影響範囲をコントロール可能。さらに、フロー間の関連ノードや依存関係が可視化されるため、変更時の影響分析や仕様調整の精度が向上するとのこと。数十~数百単位の業務で構成される大規模プロジェクトにおいても、リスクを最小限に抑えながら継続的な改善を行えるとしている。
AsIs(現状業務)とToBe(改善後の理想業務)の両側面に対応するのも特徴とのこと。両フェーズで同機能を利用可能で、複数の業務フローを横断した画面一覧・機能一覧の自動生成にも対応し、プロジェクト初期から詳細設計まで成果物の一貫性を保つという。
同社によると、企業のDX推進や基幹システム刷新において、要件定義はプロジェクトの成否を左右する重要なプロセスだが、大規模プロジェクトでは複数部門にまたがる業務や関係者も多く、業務フローが膨大かつ複雑になりやすいという。結果、設計や管理が追いつかず、要件の抜け漏れや手戻りのリスクも高まるとのこと。こうした課題を解決するために同社では、「複数業務フロー」の開発に至ったとのこと。これにより、大規模開発に伴う複雑性を解消し、要件定義を効率的に行える環境を提供することで、企業のDX推進を加速するとしている。



























