このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

技術者向けカンファレンス「BUILD」でのアップデートまとめ

バイブコーディングにMCPサーバー、PostgreSQLまで Snowflake“AIデータクラウド”の現在地

2026年02月03日 08時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

データ基盤:Snowflake環境にOLTPデータベースが登場

 最後は、データ基盤におけるアップデートだ。

 現在パブリックプレビュー中なのが、 PostgreSQLをSnowflake環境に取り込んだ「Snowflake Postgres」だ。これは、PostgreSQLのマネージドサービスを手掛けるCrunchy Dataの買収により実現している。OLTP領域のDBaaSを提供することで、AI時代に求められる高速で大量のトランザクションワークロードにも対応していく。

Snowflake Postgres

 さらに、PostgresSQLをデータレイクハウスとして機能させる「pg_lake」をオープンソースとして公開している。Snowflake Postgresから直接、Apache Icebergテーブルを作成、管理、クエリできるようにする拡張機能で、「データレイクハウスにデータを蓄えて、データの非サイロ化やゼロETLを実現して、複雑性を排除できるのが強み」(田中氏)だという。

pg_lake

 マネージドなAI機能群である「Cortex AI 関数」では、「AI_REDACT」という機能が追加されている。個人情報を自動でマスキングする関数であり、日本語にも対応。SQLで関数を指定して文章を入れると、LLMが個人を特定できる情報を検知して、プレースホルダー値に置き換えてくれる。

Cortex AI 関数のAI_REDACT

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    TECH

    訓練だとわかっていても「緊張で脇汗をかいた」 LINEヤフー、初のランサムウェア訓練からの学び

  2. 2位

    ITトピック

    若手が言わない“本音の退職理由”上位は/「データ停止は景気後退よりも企業の脅威」6割/クライアントに告げずAI活用するフリーランス、ほか

  3. 3位

    ビジネス・開発

    最悪のシナリオは「フィジカルAI」による基幹産業の衰退 日本の勝ち筋は、“同期技術”と“ドメイン知識”

  4. 4位

    Team Leaders

    ファイル名が命名規則に合っているかの自動チェック、Power Automateのフローで実現しよう

  5. 5位

    TECH

    糖尿病超早期を採血なしで検出、予防へ! 代謝や臓器のつながりに着目した予防法開発

  6. 6位

    データセンター

    液冷技術の最先端が集うイノベーションラボ「DRIL」、印西のデータセンターに現わる

  7. 7位

    ビジネス

    廃校がAIの心臓部に!? 地方の遊休施設を「AIデータセンター」に生まれ変わらせるハイレゾの挑戦がアツいぞ

  8. 8位

    TECH

    “GPUなし”ノートPCで動くLLMで、ローカルAIエージェントを自作する

  9. 9位

    Team Leaders

    バックオフィス業務もAIに“丸投げ” マネーフォワードが「Cowork」機能を2026年7月に投入へ

  10. 10位

    TECH

    合成ゴムが及ばない天然ゴムの高性能のメカニズムを、現象発見から100年後に解明

集計期間:
2026年04月09日~2026年04月15日
  • 角川アスキー総合研究所