スポーツ科学と数理最適化技術で行動変容を促す計画策定・アドバイス提供サービス「 QUARIA AI」リリース
株式会社ユーフォリアは1月22日に、スポーツ科学の知見と数理最適化技術を融合させたマルチエージェントAIサービス「QUARIA AI(クオリア エーアイ)」のリリースを発表した。睡眠、栄養、フィジカル、トレーニングなど各テーマにおいて、人の行動変容を促す計画策定やアドバイス提供AIサービスを展開していくという。
同社は2013年にトップアスリート向けコンディション管理システム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」をリリース。同システムは71競技、1,700チーム以上(2025年7月末時点)に導入され、国内トップスポーツの現場をデータ面から支えているという。
近年、生成AI(LLM)によって手軽にアドバイスが得られるようになったが、スポーツや健康の領域においては、個人の体質や状況に合わせた「正確性」と目標達成のための「具体的な計画(最適解)」が不可欠だと同社は指摘する。
ユーフォリアは、アスリートを支えてきたスポーツ科学の研究者やトレーナー、栄養士といった社内専門家の「知見」と、膨大なデータを扱う中で培った「データマネジメントのノウハウ」があり、複雑な制約条件の中から適した答えを導き出す「数理最適化」技術を組み合わせることで、成果にコミットする次世代AI基盤を開発したとのこと。
「QUARIA AI」は、数値データだけでなく、個人の主観的な感覚も重視しながら心身の調和を目指すというAIサービス。コンピュータ上にユーザーの状態(年齢、性別、身体データ、生活習慣など)を再現した「デジタルツイン(もう一人の自分)」を構築。「今の生活を続けたらどうなるか」、「このトレーニングを行えばどう変化するか」をシミュレートし可視化することで、納得感のある行動変容(行動の変化)を促す。
「QUARIA AI」の内部には、トレーニング、栄養、睡眠、メンタルケアなど各領域に特化した複数のAIエージェント(専門家)が存在。ユーフォリアが持つスポーツ科学の医学的・科学的根拠(エビデンス)を学習し、ユーザーの状況に合わせて各専門AIが連携しながら多角的なアドバイスを行うという。
また、生成AI(LLM)に加えて、計算を行う数理最適化アルゴリズムを統合。 「怪我のリスクを最小限に抑えつつ、3カ月で筋力を最大化するトレーニングメニュー」や「好き嫌いやアレルギーを考慮しつつ、必要な栄養素を予算内で満たす1週間の献立」など、目標達成のために適したルートを数値と根拠を持って提示するとしている。
同社ではアスリート支援で培った技術を広く社会へ適用するため、APIによる既存サービスへの連携や新規サービス開発支援を行っていくとしている。


























