一般社団法人ダークパターン対策協会「NDD認定制度」第1号企業認定・学校教育、社会啓発を通じたダークパターン対策を本格推進
一般社団法人ダークパターン対策協会
~ヤッターマン、ドロンジョを起用した「ダークパターン啓発動画」も初公開。“ダークパターン教育元年”に向けた実践的モデルケースに~

一般社団法人ダークパターン対策協会(所在地:東京都千代田区、代表理事:小川 晋平、以下「当協会」)は、「ダークパターン」による被害削減を目的に、企業認定制度、学校教育、社会啓発を軸とした包括的な取り組みを推進しています。
「ダークパターン」とは、Webサイトやアプリにおいて、利用者が本来望まない選択をするよう誤認させたり、巧妙に誘導したりするUI/UX設計手法を指し、一部の悪質事業者に限った問題ではなく、社会全体の課題となっています。
このたび当協会では、1. 株式会社フォーラムエイトによるNDD(Non-Deceptive Design)認定第1号取得 2.タツノコプロ制作の人気アニメ『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』から、ヤッターマン、ドロンジョを起用した「ダークパターン啓発動画」の初公開 3. 消費者庁・文部科学省のレビューを経て制作した「ダークパターン啓発動画」の学校教育現場での初活用を通じ、ダークパターン対策を“社会インフラ”として定着させるフェーズへと本格的に移行しました。
本取り組みにより、事業者は誠実な設計姿勢を第三者認定で可視化でき、消費者は誤認や後悔を減らすための判断材料を得られるほか、教育現場では、ダークパターンというデジタル社会の課題を扱う教材として無償で活用でき、実社会に即した学びを提供できます。
1. 株式会社フォーラムエイトが初のNDD認定企業に
当協会が運営するNDD(Non-Deceptive Design)認定制度は、消費者を欺く設計を行わない誠実なWebサイトを審査・認定し、「NDD認定マーク」を付与する制度です。ユーザーが安心してWebサービスを利用するための判断材料を提供するとともに、企業にとっては自社の信頼性を可視化する指標となります。このたび、土木建築設計用ソフトウェアをはじめ、VR・AI技術を活用したDXソリューションを国内外で展開する株式会社フォーラムエイト(本社:東京都港区)が、本制度において初のNDD認定取得企業となりました。

フォーラムエイトは、インターネット黎明期から自社Webサイトを事業活動に活用し、ISOをはじめとする各種認証取得にも積極的に取り組んできました。こうした姿勢の延長として、ユーザーに誤解や不利益を与えないWeb設計を重視し、今回のNDD認定取得に至りました。
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【代表取締役社長 伊藤裕二氏コメント】

「NDD認定を知った際、当社のWebサイト運営においてユーザーに安心感を与えられる取り組みであれば、できるだけ早く取得すべきだと判断しました。誠実な設計姿勢を社外に示すとともに、信頼できる情報発信のあり方を考えるうえでも、NDD認定は重要な指標になると考えています。」
NDD認定は、違法性の有無だけでなく、「ユーザーが誤解しやすい設計そのものが問題である」という視点からWeb設計を評価する点が特長です。フォーラムエイトの認定取得は、その姿勢を社会に示した先行事例になります。
株式会社フォーラムエイト 公式サイト:https://www.forum8.co.jp/
2. ヤッターマン、ドロンジョを起用した「ダークパターン啓発動画」を初公開
ダークパターン被害の理解促進、および被害削減を目的に、広く親しまれているキャラクターのヤッターマン、ドロンジョを起用した「ダークパターン啓発動画」を公開いたしました。本動画では、ヤッターマン、ドロンジョを活用することで、幅広い方へ注意喚起と自分ごと化を図り、広く社会にダークパターンの危険性を届けることを目指します。本動画では、ヤッターマンとドロンジョを起用し、「ダークパターン」という言葉に馴染みのない方にも、その被害を身近に感じられるよう、わかりやすく制作しています。
「ダークパターン啓発動画」ストーリー
インチキ商売でドクロストーン探しの資金集めをする「ドロンボー一味」が、様々なダークパターンの手法を用いた商売で消費者をだましています。消費者が被害に遭っている様子を見たヤッターマンは、消費者へダークパターンの説明を行うとともにドロンボー一味のインチキ商売を指摘し、ダークパターンについての啓発・注意喚起をしていくストーリーです。このように本動画は、ダークパターンについて、日常の中で気を付けるべきポイントや、立ち止まるタイミングを自然に学べる構成で制作しています。
※本編では、難しくとらえられがちな用語についても平易な言葉を使用しております。(cookieによって取得される情報単体では「個人関連情報」であるが、動画上の演出として一般の方にもわかりやすいように「個人情報」という言葉に置き換えるなど)

● 動画公開先
協会YouTubeチャンネル、ならびにダークパターンの被害を受けやすい小中高生に向けて学校教育の現場にも活用いただけるよう、消費者庁 消費者教育ポータルサイトでも公開しています。ぜひご家庭や学校での授業でもご活用ください。
消費者庁 消費者教育ポータルサイト https://www.kportal.caa.go.jp/
協会YouTubeチャンネル
- 【ヤッターマン解説】これって詐欺?|それ、ダークパターンかも!?魅力的な嘘編(2:08)
https://youtu.be/Lq2PyMMNJKQ
- 【ヤッターマン解説】解約できない!|それ、ダークパターンかも!?勝手に定期購入編 (2:33)
https://youtu.be/pmyOgXK6QJA
- 【ヤッターマン解説】その同意、ちょっと待って!|それ、ダークパターンかも!?仕方なく同意編 (2:31)
https://youtu.be/a-yD-vM1dXc
● 起用声優
ヤッターマン1号 :吉野 裕行 さん
ドロンジョ :喜多村 英梨 さん
タイムボカンシリーズ ヤッターマンについて
タイムボカンシリーズ第2作。黄金のありかを示すといわれるドクロストーンを巡って、正義の味方ヤッターマンと泥棒一味のドロンボーが世界中を駆けめぐり争奪戦を繰り広げる。シリーズの人気を決定づけたタツノコギャグアニメの決定版。

(C)タツノコプロ
3. 学校教育での初活用 ダークパターン教育の実践モデルを構築
埼玉県立三郷北高等学校(〒341-0022 埼玉県三郷市大広戸808)で2025年12月5日(金)、12月8日(月)に行われた、「インターネット上で巧妙に利用者を誘導するダークパターン」をテーマにした授業に、当協会制作の「ダークパターン啓発動画」が採用されました。【事例取材】ネットの罠を見抜く力を養う:高校での「ダークパターン啓発」授業(埼玉県立三郷北高校)

本授業は、デジタル社会における情報リテラシー向上を目的に、家庭科の授業内で実施されたものです。生徒が「正しく情報を読み取る力」を養うことを狙い、消費者庁・文部科学省のレビューを経て制作した「ダークパターン啓発動画」を教材として使用しました。本動画は、消費者庁「消費者教育ポータルサイト」および当協会公式YouTubeチャンネルで公開しており、学校教育現場やPTA等でも無償で活用いただけます。アルバイトなどで金銭に触れる機会が増える一方、社会経験の浅い若年層が被害に遭いやすい現状を踏まえ、小中高生を主な対象として啓発を推進しています。本授業は、生徒が自ら考え、判断し、他者へ伝える力を育む探究型学習として、学校教育におけるダークパターン対策導入の実践的モデルケースとなりました
「ダークパターン啓発動画」について:
■消費者庁 消費者教育ポータルサイト
https://www.kportal.caa.go.jp/
【授業の様子】

授業は、不当表示の理解から始まり、スライドを用いて広告やWeb表示に潜む誤認誘発の仕組みを、生徒が自分の生活と照らし合わせながら学ぶ形で進行しました。教員の問いかけを通じて生徒自身の体験が引き出され、日常の中に潜む“判断の落とし穴”に気づく様子が見られました。その後、当協会が制作した啓発動画を視聴し、サブスクリプション解約導線の複雑さや心理的誘導を意図したUIなど、実際に見られるダークパターンの特徴を学びました。「自分も迷ったことがある」といった声も上がり、動画は具体例として高い効果を発揮しました。
授業後半では、ワークシートを用いて生徒が4分間の“ミニ授業”を作成。伝える相手を意識して構成を考えることで、知識の理解にとどまらず、情報を整理し自分の言葉で他者に伝える力が育まれました。図示や身近な事例を用いた発表も多く、創造性と主体性が随所に見られました。
【埼玉県立三郷北高等学校 生徒 コメント】
「授業を受ける前は“ダークパターン”という言葉すら知らなかったのですが、実例を知る中で身近に起こり得ることだと気づきました。班での発表づくりでは、どう伝えればわかりやすいかを考えるのが難しかったです。何かあった時は、保護者や先生など身近な大人に相談するのが大切だと感じました。」


「授業を通じて、ダークパターンの危険性や、日常の中にも潜む怖さを知ることができました。NDD認定マークの確認や、何かあれば親や国民生活センターに相談するなど、怪しいものを見極める力を身につけたいと思いました。」
【埼玉県立三郷北高等学校 橋 功 校長コメント】

「今回の授業は、ダークパターン対策協会からのご提案を受け実施したものです。インターネットに関するトラブルは若年層でも増えており、学校として取り上げる意義は大きいと感じました。本校では、警察やサイバー対策の専門家を招いた講演会も実施しており、その取り組みの流れの中で今回の授業も非常に有益な内容でした。
また、授業では“ジグソー法”という、埼玉県教育委員会が推奨する主体的・対話的な学びの手法を取り入れており、生徒同士が役割分担しながら理解を深める良い機会になったと思います。今後も、こうした学びを通じてトラブルが減り、生徒が安全にインターネットと向き合えるようになることを期待しています。」
【授業担当・埼玉県立三郷北高等学校 石田 実里先生コメント】

●授業を取り入れたきっかけ
「もともと消費生活に関する研修に参加する中で、高校生にも“実際のトラブルの実態”を知ってもらう必要性を感じました。家庭科の消費者教育では悪質商法の紹介で終わってしまうことが多いため、“実物に触れて考える学び”を取り入れたいと考えたのがきっかけです。
埼玉県では高校生が“不当表示の疑いがあるサイトを報告し、県が精査する”という取り組みもあり、それらと結びつく授業をすることで県民にも還元でき、より実践的な学びになると思い取り組んでいます。」
●授業を通じて感じた生徒の反応
「ネット通販利用者は思ったより少ないのですが、それでも“善悪の判断が難しいポイント”を理解できるようになってきたと感じます。授業を通じて、スルーしていた広告や表示が実は危険だったことに気づく生徒が多く、“やっていなければ危なかった”と感じるほど学びが大きかったと思います。」
●生徒への期待
「まずは“どこが危ないのか”を見極める目を持ち、適切に対処できるようになってほしいと思います。泣き寝入りやSNSで終わらせるのではなく、188(消費者ホットライン)に相談するなど正しい行動をとれる力が重要です。また、認定制度(NDDマーク)を知ることで、安心できる判断材料として活用してくれればと思っています。」
【本件に関する報道関係者のお問い合せ先】
お問い合わせ先:一般社団法人ダークパターン対策協会 PR事務局 担当:宇野、松下
TEL: 070-6982-5041(宇野携帯) MAIL: darkppj@allnight-p.com






















