格安SIMと組み合わせて自宅で使用
他機器にも給電できるのでいざというときに役立つかも
アウトドア活動とは無縁の筆者は、日本通信の月290円SIMと512GBのmicroSDを挿入し、BV7300を“宅内専用スマホ”として運用している。
重い以外にもけっこう多機能なBV7300だが最初に惹かれた機能は「キャンプライト」だ。背面の大型LEDは白色光、黄色光、両者同時点灯が可能で、輝度も3段階調整できる。SOSや点滅モードも備え、スマホというより本格的なランタンに近い。
次に評価したいのが「スマートキー」である。ユーザーが自由に機能を割り当てられる物理ボタンで、筆者はクリックにChatGPT起動、ダブルクリックにスクリーンショット、長押しにボイスレコーディングを設定している。BV7300インドアユーザーならではの設定だ。
そして最大の売りはやはりバッテリーだ。購入日の12月12日に85%だった残量は、普通に使って6日後の12月18日朝にやっと20%となった。10時04分から充電開始し、100%に達したのは14時34分。約4時間30分で12000mAh相当を充電できた計算になる。
モバイルバッテリーの様な大容量の15000mAh。設定メニューの「パフォーマンスモード」をオンにすることで他のスマホなどにリバースチャージすることも可能なので、いざというときにはさらに便利に使える。
おまけ的存在だが、ナイトビジョン機能も面白い。夜中に真っ暗な玄関を撮影すると、肉眼では何も見えない状況でも、モノクロ映像で空間を把握できた。
軽さが正義の時代にあえて選んだ超重量級スマホ
どこか昭和のVHSテープを思わせる佇まいのBV7300。本来はアウトドア活動の最良の相棒となるスマホだろうが、筆者にとっては常時オンの「家電替わりスマホ」であり、被災時のバックアップ端末としても極めて優秀だ。
唯一の不安点は付属のストラップである。耐久試験はされているはずだが、見た目がどうにも頼りない。筆者は見た目だけでも安心感のある太めのストラップに交換、細めのボールチェインを2重巻きにして使っている。
軽さが正義とされる時代に、あえて重さを選ぶという選択。BV7300は、その重さ自体が価値になる数少ないアウトドアと宅内向け両対応の超重量級スマートフォンである。

今回の衝動買い
・アイテム:BlackView BV7300
・購入場所:秋葉原 イオシス ・価格:2万7800円
T教授
日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
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