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箱根湯本周辺の地域内消費と観光体験向上を図るインバウンド向け飲食店AI予約サービス「RecRing」リリース

 観光分野に特化した東大発AIスタートアップの株式会社トリップエックスは1月13日に、箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会)と共同で開発したインバウンド旅行者向け飲食店AI予約サービス「RecRing(レックリング)」の正式リリースを発表。箱根湯本周辺を対象エリアとして、英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語に対応し、AIによるレコメンドや代理予約の機能を備えているという。

 同社によると、箱根エリアではインバウンド旅行者の増加とともに、素泊まりや一泊朝食プランの利用が増えているという。宿泊施設における調査では、インバウンド旅行者の約7割が夕食なしプランを選択しているとのこと。その背景には「飲食店の情報が足りておらず、予約方法が分かりにくい」、「言語の壁により予約を断念してしまう」などの課題があるそうだ。こうした背景を受けてTripXと箱根DMOでは、飲食店の検索から比較、予約の手間を減らすことをコンセプトに、AIによる代理予約・レコメンド機能を備えたサービスの開発・実証を進めてきたという。

「RecRing」はダウンロード不要のWebサービスで、利用金額無料。箱根湯本周辺を対象とし、チャット形式で飲食店を探すことができ、自由な言葉での入力に対してAIが条件を理解し候補を提示するという。AIは、食べたい料理・ジャンル(和食、洋食、焼肉、ベジタリアン対応など)や予算などの情報をもとに、営業時間・距離などを考慮して、おすすめ飲食店を自動で絞り込む。

英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語に対応

チャット形式でAIと会話

 また、「RecRing」では、旅行者が宿泊しているホテルを起点に周辺の飲食店を自動で可視化。土地勘がなく移動に不安を抱えるインバウンド旅行者に安心感を提供するとしている。

(左)ホテルからの距離でおすすめ(右)マップで位置関係を把握

 一部の提携店舗ではサービス上から予約が可能。インバウンド旅行者にとってハードルの高かった「電話予約が必要な店舗」について、AIが電話予約を代行するという。言語の壁や電話対応への不安から訪問をあきらめていた飲食店への予約を可能にし、インバウンド旅行者の体験価値を広げるとしている。

 同サービスは箱根エリアでの提供を皮切りに、今後は箱根全域への展開を予定しているとのこと。また、宿泊と食事の分離(泊食分離)に課題を抱える他の観光地においても、地域特性に応じた形での導入を目指すとしている。

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