巨大なコミュニティ「Chub.ai」
SillyTavernの人気を支えているのは、対応したコミュニティの存在です。代表的なのが「Chub」です。
ユーザーが膨大な量のキャラクター設定を投稿しており、ストーリーや定義、ソフト用にカスタマイズされた設定が大量に公開されています。細かなプロンプトといったデータは「キャラクターカード」と呼ばれるPNGデータにメタデータとして埋め込まれており配布されています。気に入ったファイルをダウンロードして、SillyTavernに読み込むだけで、そのキャラクターAIのセットアップが完了します。これを使って、ユーザーは好きなように遊んでいるようです。
率直に言うならば、大手のクラウドLLMサービスでは実現できないアダルト目的のキャラクターカードが多いという印象です。また、日本のアニメからの影響も強く、アニメや漫画などのキャラクターを再現しようと試みているキャラクターカードもあれば、独自のファンタジーなどの世界観を展開しているものも少なくありません。
例えば、yoiiruさんが作成した「ユヴェット、魔道士狩り(Yvette, Mage Hunter)」というキャラクターカードでは、闇市場から依頼を受けたヒロインが、プレイヤーを暗殺しようと毒矢を撃ってくるシーンから始まります。ダウンロード数は8900回、トークン量は1500です。挨拶のバリエーションは14種類に、さらにこの魔法世界の世界観設定などが設定されています。返り討ちにして、そこからどういう冒険やロマンスへと展開していくのかは、ユーザー次第というわけです。
英語のキャラクターカードであっても、「以下は全て日本語で応答して」と指示することで、使用しているLLMが多言語に対応していれば、日本語でプレイすることは可能です。
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